日本のユネスコ世界遺産
日本には27件のユネスコ世界遺産があります。その多くは一か所ではなく複数の場所から成り、「古都京都の文化財」だけでも3つの市にまたがる17の寺社と城で構成されています。このページでは、当サイトで紹介している場所を、それぞれが属する世界遺産ごとに並べています。
法隆寺地域の仏教建造物
文化遺産・1993年登録 · 2か所 · ユネスコの登録ページ
© 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)
法隆寺
世界最古の木造建築群、ユネスコ世界文化遺産
ユネスコ世界文化遺産に登録され、日本で最も重要な寺院のひとつである法隆寺は、7世紀に建てられた世界最古の現存する木造建築群を有しています。607年に聖徳太子によって創建され、1,400年以上にわ...
法起寺
田畑の向こうに立つ現存最古の三重塔、法隆寺から北東へ歩いて
斑鳩の北東のはずれ、田畑の中にある小さな寺です。706年に完成した三重塔は現存する三重塔として日本最古で、法隆寺とともに世界遺産に登録されています。塀の内側に見るものは多くありません。法隆寺から...
姫路城
文化遺産・1993年登録 · 1か所 · ユネスコの登録ページ
屋久島
自然遺産・1993年登録 · 1か所 · ユネスコの登録ページ
白神山地
自然遺産・1993年登録 · 1か所 · ユネスコの登録ページ
古都京都の文化財(京都市、宇治市、大津市)
文化遺産・1994年登録 · 17か所 · ユネスコの登録ページ
© Wikimedia Commons / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)
銀閣寺
銀閣寺(慈照寺)
枯山水の銀沙灘と向月台で知られる、東山文化を代表する禅寺。
© 663highland / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
龍安寺
白砂に15の石を配した石庭で知られる世界遺産の禅寺。どの角度から見ても必ず1つの石が隠れる配置。
© 663highland / Wikimedia Commons (CC BY 2.5)
上賀茂神社
神聖な立砂で知られる京都最古の神社
678年創建のユネスコ世界遺産で、「立砂」と呼ばれる円錐形の盛り砂で知られる京都最古の神社の一つ。
© Kakidai / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
東寺
日本一高い木造五重塔を擁する古都の名刹
796年創建の世界遺産で、高さ55メートルの日本一高い木造五重塔と毎月21日の弘法市で親しまれる名刹。
清水寺
清水の舞台で有名な古刹
京都の景色を一望できる木造の舞台で有名な歴史的寺院。紅葉と桜の季節が特に美しい。
平等院
日本の10円硬貨に描かれた鳳凰堂で有名なユネスコ世界遺産の寺院。
天龍寺
嵐山の世界遺産・禅の名刹
世界遺産、臨済宗天龍寺派の大本山。曹源池庭園は嵐山を借景とする。
延暦寺(比叡山)
比叡山延暦寺 〜天台宗の総本山〜
ユネスコ世界遺産であり天台宗の総本山である延暦寺は、1200年以上の歴史を持ち、比叡山の山上に広がる壮大な寺院です。
西芳寺(苔寺)
事前予約制の神秘的な苔寺
120種以上の苔が織りなす幻想的な緑の絨毯に覆われた世界遺産の禅寺で、拝観には事前予約が必要。
仁和寺
遅咲きの御室桜と皇室ゆかりの世界遺産
世界遺産に登録された皇室ゆかりの門跡寺院で、京都の桜シーズンの締めくくりを飾る遅咲きの御室桜で名高い。
二条城
元離宮二条城
世界遺産の平城。歩くと鳴る鶯張りの廊下は防犯用。狩野派の障壁画あり。
金閣寺
金閣寺(鹿苑寺)
北京都の静寂な鏡湖池に映る金箔の楼閣で有名な禅寺。
下鴨神社
原生林に包まれた世界遺産の古社
京都最古級の神社で世界遺産。賀茂川と高野川の合流点にある原生林「糺の森」に鎮座。
醍醐寺
秀吉の花見で名高い山岳寺院
豊臣秀吉の伝説的な「醍醐の花見」と京都最古の木造建築である五重塔で知られる広大な世界遺産。
高山寺
杉木立の世界遺産、鳥獣戯画の寺
栂尾の杉木立にたたずむ世界遺産。1206年に明恵上人が中興し、鳥獣人物戯画と日本最古と伝わる茶園で知られます。
西本願寺
京都駅から歩いて15分、朝5時30分から無料で入れる浄土真宗の本山
浄土真宗本願寺派の本山で、1591年からこの地にあります。拝観は無料で、朝5時30分に開門し、1636年再建の御影堂と1760年再建の阿弥陀堂という二つの大きなお堂の畳に上がってお参りできます。...
宇治上神社
京都府が日本最古の神社建築とする本殿、平等院の対岸の小さな社
宇治川の東岸にある小さな無料の神社で、本殿は京都府が日本最古の神社建築としているものです。2004年の年輪年代調査では、本殿の木材は1060年頃のものとされました。手前の拝殿は鎌倉時代前期のもの...
白川郷・五箇山の合掌造り集落
文化遺産・1995年登録 · 2か所 · ユネスコの登録ページ
原爆ドーム
文化遺産・1996年登録 · 1か所 · ユネスコの登録ページ
厳島神社
文化遺産・1996年登録 · 2か所 · ユネスコの登録ページ
© redlegsfan21 / Wikimedia Commons (CC BY-SA 2.0)
厳島神社
海に浮かぶ大鳥居
宮島にあるユネスコ世界遺産の神社。満潮時に海に浮かぶように見える朱色の大鳥居で有名。
弥山
厳島神社の背後にそびえる宮島の霊峰、標高535メートル。ロープウエーか2時間の山歩きで山頂へ
宮島の中央、厳島神社の背後にそびえる標高535メートルの山です。弥山を中心とする森林は、天然記念物の弥山原始林を含めて世界遺産「厳島神社」の登録範囲に入っています。ロープウエーで途中まで上がって...
古都奈良の文化財
文化遺産・1998年登録 · 8か所 · ユネスコの登録ページ
写真: Saigen Jiro / Wikimedia Commons (CC0)
元興寺
1400年前の屋根瓦が残る日本最古の寺院
世界遺産に登録された日本最古級の寺院で、1400年以上前の飛鳥時代の瓦が今も屋根に残る驚くべき寺院です。
© 663highland / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
興福寺
奈良のシンボル五重塔と国宝館
世界遺産に登録された奈良を代表する寺院で、象徴的な五重塔と阿修羅像をはじめとする優れた仏像群を所蔵しています。
写真: Mont Blank rich / Wikimedia Commons (CC0)
東大寺
世界最大の青銅仏像を世界最大の木造建築物に安置するユネスコ世界遺産の寺院。
唐招提寺
鑑真和上の遺徳と奈良時代建築の最高傑作
唐僧鑑真が759年に創建した世界遺産の寺院で、金堂は奈良時代建築の最高傑作と称されています。
薬師寺
凍れる音楽と称される東塔を持つ癒しの古寺
世界遺産に登録された南都七大寺の一つで、730年建立の東塔は奈良時代の数少ない現存建築として知られています。
春日大社
原始林に囲まれた古社で、数千基の石灯籠と釣灯籠で有名。
平城宮跡
朱雀門と大極殿が復元された世界遺産の宮跡
奈良時代の都の中心であった平城宮の跡で、朱雀門や大極殿が復元された世界遺産です。
春日山原始林
春日大社の背後に残る神の森と、平安時代の石窟仏へ続く滝坂の石畳
春日大社の背後に広がる春日山の森で、841年に狩猟と伐採が禁じられて以来、春日大社の神域として守られてきました。国の特別天然記念物で、世界遺産「古都奈良の文化財」の一部です。森の中には入れず、周...
日光の社寺
文化遺産・1999年登録 · 3か所 · ユネスコの登録ページ
© Jpatokal / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
日光東照宮
徳川家康を祀る豪華絢爛な神社
徳川家康を祀る豪華絢爛な神社。精巧な彫刻と鮮やかな色彩が特徴のユネスコ世界遺産。
日光二荒山神社
朱塗りの神橋を持つ日光の古社、隣の東照宮よりずっと静か
東照宮から杉木立を西へ数分、男体山をご神体とする神社で、日光の社寺の入口に架かる朱塗りの神橋もこの神社のものです。境内は無料で、本殿裏の神苑(500円)には1292年寄進の化灯籠や若返りの水とい...
日光山輪王寺
三仏堂の三体の大仏と、黒と金の家光廟・大猷院を持つ日光山の本寺
766年に勝道上人が開いた日光山の中心となってきた天台宗の寺院です。見どころは歩いて10分ほど離れた2か所に分かれています。台座から光背の上まで約7.5メートルの三体の大仏を祀る本堂の三仏堂と、...
琉球王国のグスク及び関連遺産群
文化遺産・2000年登録 · 8か所 · ユネスコの登録ページ
首里城
琉球王国の王宮
那覇の丘の上に立つ琉球王国の王宮。中国と日本の建築様式が融合。
勝連城跡
勝連半島を見下ろす丘に、石の船のような城壁が重なります。阿麻和利の城として知られる世界遺産で、急な登りの先に海の眺めと交易・王府との対立の歴史が広がります。
中城城跡
沖縄中部の尾根に六つの郭が連なる世界遺産の城跡です。さまざまな石積みを見比べながら、琉球の築城技術の変化をたどれるのが魅力です。
今帰仁城跡
沖縄北部の緑の丘に長い石垣が連なる、かつての北山王の城です。世界遺産の城跡を歩きながら、琉球王国統一以前の島の歴史に触れられます。
斎場御嶽
斎場御嶽 琉球王国最高の聖地、滑りやすい石畳の先にある三庫理
琉球王国で最も格の高い聖地とされた場所で、南城市の石灰岩の岬に残る森の中を、滑りやすい石畳が岩陰の拝所へと続きます。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する9つの資産の一つです。入場...
識名園
識名園 冊封使をもてなした琉球王家の別邸、静かな回遊式庭園(水曜休園)
1799年に造られた琉球王家の別邸で、那覇市の高台にある回遊式庭園です。中国皇帝の使者・冊封使をもてなす場にも使われました。池を中心に、日本庭園の地割、中国風の六角堂と石橋、赤瓦の琉球建築が並び...
玉陵
玉陵(たまうどぅん) 首里城から歩いてすぐ、第二尚氏王統の石造りの陵墓
第二尚氏王統の国王たちが眠る陵墓で、1501年ごろ尚真王が造りました。白いサンゴ片を敷いた石垣の庭の奥に、3つの墓室に分かれた横長の石造りの墓が建ち、欄干の上で石の獅子が見張っています。2018...
座喜味城跡
読谷の丘にある世界遺産の城跡で、曲線的な石垣とアーチ門が琉球の築城技術を伝えます。隣接するユンタンザミュージアムと合わせると、地域の歴史をより深く知ることができます。
紀伊山地の霊場と参詣道
文化遺産・2004年登録 · 22か所 · ユネスコの登録ページ
© Dokudami / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
高野山奥之院
高野山で最も神聖な場所。神秘的な森の参道に日本最大の墓地が広がり、弘法大師の御廟へと続きます。
© Miya.m at Japanese Wikipedia / Wikimedia Commons (CC BY-SA 3.0)
熊野那智大社
日本一の滝のそばに鎮座する聖なる大社
熊野三山の一つで、那智の滝と三重塔の絶景で知られる山腹の大社です。
熊野古道
紀伊半島の霊山を巡るユネスコ世界遺産の古代巡礼道で、熊野三山を結ぶ。
熊野本宮大社
全国三千社の総本宮にして熊野古道の終着点
全国三千余社の熊野神社の総本宮であり、熊野古道巡礼の精神的な終着点です。
吉野山
日本一の桜の名所として知られ、山麓から山頂にかけて下千本・中千本・上千本・奥千本の4つのエリアに約3万本の桜が咲き誇ります。
那智の滝
日本一の落差を誇る直瀑
落差133メートルを誇る日本一の直瀑であり、熊野信仰の聖地として千年以上崇められてきた名瀑。
熊野古道伊勢路
熊野古道 伊勢路
熊野古道伊勢路は伊勢神宮と熊野三山を結ぶ巡礼道で、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステーラと並び世界で二つだけのユネスコ世界遺産に登録された巡礼路です。海岸線や山深い森、歴史ある町並みを通り、...
熊野速玉大社
熊野川河口に鎮座する朱色の大社
熊野三山の一つで、鮮やかな朱塗りの社殿と樹齢800年以上の御神木・梛が有名です。
壇上伽藍
高野山の中心伽藍と根本大塔
高野山の二大聖地の一つで、朱塗りの根本大塔を中心に諸堂と門が並ぶ聖域。塔内には仏像による立体曼荼羅が安置されています。
青岸渡寺
西国三十三所第一番札所と那智の滝を望む三重塔
熊野那智大社に隣接する天台宗の寺で、西国三十三所観音霊場の第一番札所。朱塗りの三重塔と那智の滝が重なる、熊野を代表する景観で知られます。
金剛峯寺
高野山真言宗の総本山
高野山真言宗の総本山。檜皮葺の大屋根や襖絵、日本最大級とされる石庭「蟠龍庭」で知られます。
補陀洛山寺
補陀洛渡海の僧たちが那智の浜から船出した、観音浄土への入口の寺
那智の浜近くにある那智山青岸渡寺の別院で、天台宗の寺です。かつて僧たちが南の海のかなたにあるとされた観音浄土、補陀洛山をめざして小舟で船出し、戻ることはありませんでした。境内には渡海船の復元船が...
花窟神社
熊野灘に面した高さ45メートルの巨岩を御神体とし、社殿を持たない伊弉冊尊の御陵
三重県熊野市にある、社殿を持たない神社です。御神体は高さ約45メートルの岩壁で、神社は『日本書紀』に記された神々の母、伊弉冊尊の御陵としています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野参詣道伊...
慈尊院
弘法大師の母公ゆかりの女人高野、町石道の起点
紀の川のほとりにある高野山真言宗の寺で、女人禁制の高野山に入れなかった弘法大師の母がここで晩年を過ごしたと伝わります。今も乳房型の絵馬を奉納する女性が絶えません。寺の上の丹生官省符神社へ上る石段...
金峯神社
吉野山奥千本の古社と、義経が屋根を蹴破って逃げたと伝わる隠れ塔
吉野山のいちばん奥、奥千本の杉木立にたたずむ小さな古社で、金の山をつかさどる神をまつっています。社殿の少し下には、源義経が身を隠したと伝わる義経隠れ塔が立っています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参...
金峯山寺
吉野山の蔵王堂、春と秋だけ扉が開く青い蔵王権現
吉野山の中ほどに建つ金峯山修験本宗の総本山です。本堂の蔵王堂は1592年ごろに完成した高さ34メートルの木造建築で、中尊が7メートルを超える青い蔵王権現3体を祀っています。秘仏のため、拝めるのは...
高野山町石道
180基の町石を数えながら高野山へ登る、約22キロの表参道
九度山の慈尊院から高野山の根本大塔まで約22キロ、109メートルごとに町石が立つ高野山の表参道です。町石の多くは1265年から1285年にかけて建てられました。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」...
山上ヶ岳
山上ヶ岳と大峯山寺 女人禁制が続く修験道の根本道場、戸開けは5月3日から9月23日まで
大峰山脈北部の主峰で、標高1,719メートル。修験道発祥の地とされ、山頂に大峯山寺が建っています。本堂の扉が開くのは5月3日から9月23日までです。山上ヶ岳は女人禁制で、洞川温泉の上手にある登山...
丹生都比売神社
弘法大師に高野山を授けたと伝わる女神をまつる、天野の里の紀伊国一宮
高野山のふもと、天野の盆地に鎮まる紀伊国一宮です。社伝では、ご祭神の丹生都比売大神が弘法大師に高野山を授けたとされ、高野詣ではまずここに参るのがならわしでした。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」...
玉置神社
日本一大きな村の奥、巨杉に包まれた山上の神社
大峯奥駈道の途中、標高1,076メートルの玉置山の山頂直下に鎮座する神社で、樹齢3,000年ともいわれる杉の巨木に囲まれています。鉄道はなく、最後は狭い山道を上るため、訪れるにはそれなりの覚悟が...
吉水神社
義経が潜み、後醍醐天皇が行宮とし、秀吉が花見の本陣にした吉野山の書院
吉野山にある小さな神社で、明治のはじめまでは金峯山寺の僧坊、吉水院でした。神社が日本最古と伝える書院には、1185年に源義経が潜んだとされる部屋と、1336年に行宮とした後醍醐天皇の玉座の間が残...
吉野水分神社
吉野山の上千本、豊臣秀頼が1604年に再建した水の神と子守りの社
水の分配をつかさどる神をまつる吉野山上千本の神社で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部です。豊臣秀吉がここで子授けを祈り、授かった秀頼が1604年に社殿を再建しました。楼門、拝殿、三つの社...
知床
自然遺産・2005年登録 · 3か所 · ユネスコの登録ページ
知床半島
知床半島 道路の届かない岬と、ウトロ・羅臼2つの玄関口
北海道の北東端に延びる世界自然遺産の半島で、玄関口はオホーツク海側のウトロと根室海峡側の羅臼の2つです。先端の知床岬まで道路はなく、ウトロ発の観光船から眺めるか、何日もかけて歩くしかありません。...
カムイワッカ湯の滝
カムイワッカ湯の滝 知床の温かい川を歩いてさかのぼる
知床国立公園の中を流れ、知床硫黄山から湧く温泉で川そのものが温かいカムイワッカ川。小さな滝を越えながら片道約400mを歩いてさかのぼると、水温が約35~38℃になる「4の滝」の滝つぼに着きます。...
知床五湖
知床五湖 無料の高架木道か、レクチャーやガイドツアーで歩く地上遊歩道か
ウトロから約14km先、世界自然遺産「知床」の中、原生林に囲まれた5つの小さな湖です。歩き方は2つあります。ヒグマよけの電気柵に守られた全長800mの高架木道は一湖まで続き、開園期間中ずっと無料...
石見銀山遺跡とその文化的景観
文化遺産・2007年登録 · 3か所 · ユネスコの登録ページ
石見銀山
森に眠るユネスコ世界遺産の銀山
かつて世界の銀産出量の3分の1を占めたユネスコ世界遺産。龍源寺間歩の坑道見学、大森の町並み散策で、自然と共生した鉱山の歴史を知る。
羅漢寺五百羅漢
銀山で亡くなった人々を供養する、岩窟に並ぶ500体の石の羅漢
大森の羅漢寺の向かい、川を渡った先の岩壁に掘られた2つの石窟に、小さな石の羅漢座像が250体ずつ並び、その間の中央の石窟に石造の釈迦三尊が座っています。銀山で働き亡くなった人々の霊を慰めるため、...
温泉津
石見銀山の銀を積み出した港町、2軒の共同湯が向かい合う温泉津温泉
日本海の小さな港へ向かって細い谷にのびる一本道の温泉街です。かつて石見銀山の銀を積み出した港町で、世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の14の構成資産のひとつです。島根県は、重要伝統的建造物...
平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―
文化遺産・2011年登録 · 2か所 · ユネスコの登録ページ
小笠原諸島
自然遺産・2011年登録 · 1か所 · ユネスコの登録ページ
富士山―信仰の対象と芸術の源泉―
文化遺産・2013年登録 · 9か所 · ユネスコの登録ページ
© MaedaAkihiko / Wikimedia Commons (CC BY-SA 4.0)
忍野八海
富士山の湧水が生む八つの神秘の泉
富士山の雪解け水が地下で濾過されて湧き出す八つの透明な泉。ユネスコ世界遺産の構成資産であり、国の天然記念物に指定されている。
富士山
日本の象徴的な霊山
標高3,776メートルの日本最高峰。ユネスコ世界遺産で何世紀にもわたる聖地の活火山。
河口湖
富士山の北麓に位置する景勝湖で、象徴的な富士山の眺めと四季のアクティビティが魅力。
三保松原
富士山を望む神聖な松林
駿河湾越しに富士山の象徴的な眺望が広がる全長7キロの松林の海岸。ユネスコ世界遺産の構成資産に登録されている。
富士山本宮浅間大社
全国浅間神社の総本宮と富士山信仰
全国約1,300社の浅間神社の総本宮で、富士山の神を祀り、世界文化遺産「富士山」の構成資産でもあります。
白糸の滝
富士山の湧水が生む幅広の滝
高さ約20m・幅約150mの湾曲した崖から富士山の湧水が幾筋も流れ落ちる滝で、世界文化遺産「富士山」の構成資産の一つです。
北口本宮冨士浅間神社
吉田口登山道の起点、杉並木と大鳥居の北口本宮冨士浅間神社
富士山の吉田口登山道の起点にある神社で、江戸時代の富士講の人々はここで身を清めてから山に登りました。石灯籠と杉の巨木に挟まれた長い砂利の参道の先に、高さ約18メートルの朱塗りの大鳥居が立ち、神社...
本栖湖
千円札の逆さ富士の湖、富士五湖の西端にある本栖湖
富士五湖の西端にあり、五湖の中で最も深い湖です。地元の観光協会は「本州一の透明度」とうたっています。野口英世の千円札の裏に描かれた富士山は、北西岸の上から撮られた写真がもとになっていて、中ノ倉峠...
山中湖
富士五湖で最も高く最も広い湖、冬はダイヤモンド富士の山中湖
富士山の東側にある富士五湖最大の湖で、湖面の標高は約980メートルと五湖の中で最も高い場所にあります。10月中旬から2月下旬にかけては、湖畔のどこかから夕日が山頂に重なるダイヤモンド富士が見られ...
富岡製糸場と絹産業遺産群
文化遺産・2014年登録 · 1か所 · ユネスコの登録ページ
明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業
文化遺産・2015年登録 · 7か所 · ユネスコの登録ページ
端島(軍艦島)
廃墟の炭鉱島、ユネスコ世界産業遺産
「明治日本の産業革命遺産」の構成資産としてユネスコ世界文化遺産に登録された端島(軍艦島)は、長崎沖に浮かぶ廃墟の炭鉱島です。かつて世界で最も人口密度が高い場所であり、崩壊しつつあるコンクリートの...
萩城跡
菊ヶ浜に近い指月山の麓に、毛利氏の居城を伝える堀と石垣が残ります。天守はありませんが、広い公園で城下町の歴史や緑の道、春の桜を楽しめます。
万田坑
熊本と福岡の県境に残る、三池炭鉱の竪坑櫓とれんがの巻揚機室
三井三池炭鉱の坑口のひとつで、当時の施設が今も残っています。1908年完成の高さ18.8メートルの鋼鉄製の竪坑櫓、れんが造りの巻揚機室、炭鉱夫が炭塵を洗い流した浴場が残ります。出炭は1902年か...
三角西港
明治の姿をほぼそのまま残す港、天草の入口に続く756メートルの石積み埠頭
オランダ人技師ローウェンホルスト・ムルドルの設計で1887年に開港した港です。天草の石工が築いた長さ756メートルの石積み埠頭、石造りの排水路や橋、明治期の公共建築が並びます。三池港が開くまでは...
韮山反射炉
幕府が大砲を造った伊豆の反射炉、1857年完成の4本の煙突
1854年から1857年にかけて、江戸湾の防備に使う大砲を鋳造するために幕府が築いた反射炉です。2基1対の炉が2組あり、高さ約15.7メートルのれんがの煙突が4本立っています。1864年まで鉄製...
松下村塾
吉田松陰が伊藤博文らを教えた、萩の二間だけの私塾
萩の松陰神社の境内に残る木造平屋の小さな塾舎です。吉田松陰がここで教えたのは、1859年に処刑されるまでの1年余りでした。高杉晋作、伊藤博文、山県有朋らが学んでいます。世界遺産「明治日本の産業革...
尚古集成館
仙巌園の隣、1865年築の石造りの機械工場を使った島津家の博物館
薩摩藩の集成館事業で1865年に完成した石造りの機械工場を、1923年から博物館として使っている島津家の歴史博物館です。館はこの建物を、現存する日本最古の洋式工場建築としています。世界遺産「明治...
ル・コルビュジエの建築作品―近代建築運動への顕著な貢献―
文化遺産・2016年登録 · 1か所 · ユネスコの登録ページ
「神宿る島」宗像・沖ノ島と関連遺産群
文化遺産・2017年登録 · 1か所 · ユネスコの登録ページ
百舌鳥・古市古墳群―古代日本の墳墓群―
文化遺産・2019年登録 · 1か所 · ユネスコの登録ページ
奄美大島、徳之島、沖縄島北部及び西表島
自然遺産・2021年登録 · 4か所 · ユネスコの登録ページ
奄美大島
九州と沖縄の間に位置するユネスコ世界自然遺産の島。原生的なマングローブ林、色鮮やかなサンゴ礁、アマミノクロウサギなどの希少な野生動物が息づく。
西表島
西表島:ジャングルとマングローブの川、海が荒れれば船が止まる島
沖縄本島に次いで県内で2番目に大きな島で、そのほとんどを亜熱帯の森とマングローブが占め、2021年に世界自然遺産に登録されました。空港はなく、石垣島まで飛んでから船で40〜55分。海が荒れたとき...
徳之島
徳之島 闘牛とアマミノクロウサギ、夜はガイドと入る山の森
奄美大島の南にある奄美群島の島で、徳之島町・天城町・伊仙町の3町からなり、闘牛の島として全国に知られています。島のおよそ1割にあたる2か所の山の森が、世界自然遺産「奄美大島、徳之島、沖縄島北部及...
やんばる
やんばる ヤンバルクイナが暮らす沖縄島北部の森、那覇から車で約2時間
国頭村・大宜味村・東村にまたがる、沖縄島北部の山がちな森の地域です。亜熱帯の常緑広葉樹林には、飛べない鳥ヤンバルクイナやノグチゲラなど、ここにしかいない生きものが暮らしています。このうち約7,7...
北海道・北東北の縄文遺跡群
文化遺産・2021年登録 · 4か所 · ユネスコの登録ページ
三内丸山遺跡
日本最大級の縄文集落跡、ユネスコ世界文化遺産の先史遺跡
日本を代表する考古学遺跡であり、ユネスコ世界文化遺産に登録された三内丸山遺跡は、約5,900〜4,200年前の縄文時代の大規模集落跡です。復元された竪穴住居や巨大な六本柱建物跡、数千点の出土品を...
御所野遺跡
木の吊り橋を渡った先に土屋根の竪穴建物が並ぶ、一戸町の縄文のムラ
岩手県北部の一戸町、馬淵川沿いの台地にある縄文時代の集落跡で、約5000年前から約4200年前まで人々が暮らしました。世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する17遺跡の1つです。木造の吊...
是川遺跡
漆塗りの櫛と国宝・合掌土偶 八戸の是川遺跡と隣の是川縄文館
青森県八戸市の南の丘陵にある縄文時代の遺跡で、水漬けになった捨て場から、漆塗りの弓や櫛、腕輪、容器などがそのまま見つかりました。世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する17遺跡の1つです...
大湯環状列石
鹿角市の段丘に向かい合う、縄文時代後期の2つの環状列石
秋田県鹿角市、大湯川沿いの段丘の上に、紀元前2000年から紀元前1500年頃につくられた2つの環状列石が向かい合っています。世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」を構成する17遺跡の1つで、大き...
佐渡島の金山
文化遺産・2024年登録 · 2か所 · ユネスコの登録ページ
飛鳥・藤原の宮都
文化遺産・2026年登録 · 7か所 · ユネスコの登録ページ
飛鳥宮跡
645年に蘇我入鹿が討たれた宮の跡、天武天皇の宮の石敷と井戸が復元された飛鳥宮跡
明日香の中心で、舒明天皇の宮から天武・持統天皇の飛鳥浄御原宮まで、7世紀の天皇たちが同じ場所に宮を重ねて営んだ跡です。645年に蘇我入鹿が討たれた乙巳の変の舞台でもあります。今は復元された石敷と...
飛鳥寺
寺が609年作の日本最古の仏像とする飛鳥大仏を、撮影も自由に間近で拝める飛鳥寺
蘇我馬子が588年に建立を始めた寺の跡、明日香村の田園の中にある小さなお堂です。中に座る銅造の飛鳥大仏は高さ約2.75メートルで、寺は609年の作で日本最古の仏像としています。1196年の火災で...
藤原宮跡
奈良県が日本初の本格的な都城と紹介する藤原京の中心、菜の花・ハス・コスモスが咲く広い原っぱ
694年から710年まで都が置かれた藤原京の中心、藤原宮の跡です。奈良県は藤原京を、中国の条坊制を取り入れた日本初の本格的な都城と紹介しています。今は朱塗りの列柱が数か所に立つだけの広い草地で、...
石舞台古墳
蘇我馬子の墓とする説が有力な、中まで入れるむき出しの巨大石室
7世紀初めごろに築かれた古墳で、盛り土が失われ、30数個の巨石で組んだ石室の天井石がむき出しになっています。石室の中まで下りて見学できます。被葬者は確定していませんが、蘇我馬子とする説が有力です...
キトラ古墳
四神と天文図が描かれた小さな古墳と、本物の壁画が期間限定で公開される無料の四神の館
7世紀末から8世紀初めに築かれた二段築成の円墳で、石室には四神、獣頭人身の十二支、天文図が描かれていました。壁画は保存のため取り外され、隣の無料施設「キトラ古墳壁画体験館 四神の館」で原寸大の石...
橘寺
聖徳太子誕生の地と伝わる寺、二面石と五重塔の心礎が残る橘寺
聖徳太子が生まれたと伝わる地に建つ天台宗の寺です。飛鳥時代の伽藍は残っておらず、境内には1148年に落雷で焼けた五重塔の心礎と、2つの顔を刻んだ二面石が残ります。本堂は1860年代からの再建。境...
高松塚古墳
1972年の極彩色壁画の発見で考古学ブームを呼んだ古墳と、隣の高松塚壁画館
7世紀末から8世紀初めに築かれた小さな円墳で、1972年に石室から女子群像・男子群像、四神、星宿図などの極彩色壁画が見つかりました。壁画はカビから守るため2007年に石室ごと取り出され、いま見ら...