仁和寺
この目的地について
宇多天皇は888年にこの寺を完成させ、譲位したのち出家してここに入りました。以後千年にわたり門跡を皇族が務めます。だから建物も相応です。南半分で歩くのは寺というより御所です。
拝観料を払う価値があるのは御殿です。高床の廊下が襖絵のある殿舎をつないで巡り、白砂と刈り込んだ松、池の庭に面します。宸殿の縁からは、生垣の上に五重塔が収まって見えます。京都でも指折りの構図でありながら、たいてい誰もいません。
金堂は17世紀に御所から移築されたものです。入口の仁王門は京都三大門のひとつですが、南禅寺の三門に比べれば注目はごくわずかです。
地元の人が来るのは桜のためです。御室桜は樹高2〜3メートルの低い品種で、花が頭上ではなく目の高さで咲きます。開花は4月中旬から下旬、市内の桜が終わって1〜2週間後です。つまり京都で最後に咲く桜で、この時期の境内は有料になります。
それ以外の時期、境内は無料、御殿は800円ほどです。バスで15分の金閣寺は人で溢れています。ここは同じ世界遺産の構成資産で、静かです。嵐電の御室仁和寺駅は門の目の前です。
所在地
訪問者情報
アクセス
〒616-8092 京都府京都市右京区御室大内33
道順を表示よくある質問
仁和寺へのアクセス方法は?
京都市内中心部から京福北野線で「御室仁和寺駅」下車——駅の目の前が仁和寺です。京都駅からは市バス26系統で「御室仁和寺」バス停まで約50分(230円)。多くの観光客は徒歩15分東の龍安寺、さらに徒歩20分の金閣寺と「きぬかけの路」沿いに巡る三寺コースで訪れます。
仁和寺の拝観料はどのような構成ですか?
境内、象徴的な二王門、国宝の金堂は無料で散策できます。御殿(旧皇室御殿)の庭園拝観は大人800円(中学生以下無料)。霊宝館は春・秋の特別展示時のみ開館(追加約500円)。桜シーズンには御室桜の園に入るのに500円かかります。混雑期には共通券がお得です。
有名な御室桜の見頃はいつですか?
見頃は4月中旬〜下旬、概ね4月10〜20日頃で、京都の他の桜より1〜2週間遅く咲き、京都の桜シーズンの締めくくりを飾ります。御室桜は背丈が低い(約2〜3m)独特の品種で、目線の高さで咲くため「桜のトンネル」のような景観を作ります。約200本の桜林は名勝に指定されています。10時前の午前中が最も静か。週末は混雑するので避けるのが無難——京都屈指の春の撮影スポットです。
仁和寺と組み合わせて巡れる京都の寺院は?
「きぬかけの路」沿いに仁和寺→龍安寺→金閣寺と巡る三寺コースが定番で、約2kmの静かな住宅街を通る道(拝観含めて約1.5時間)。等持院(小さな禅庭)や北部の大徳寺塔頭も組み合わせられます。御室仁和寺駅から京福北野線で東へ向かうと、梅で有名な北野天満宮へも行けます。京都北西部の半日〜1日コースに最適です。
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