花窟神社

都道府県
三重県
タイプ
神社 · 世界遺産:紀伊山地の霊場と参詣道
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この目的地について

三重県熊野市にある、社殿を持たない神社です。御神体は高さ約45メートルの岩壁で、神社は『日本書紀』に記された神々の母、伊弉冊尊の御陵としています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の熊野参詣道伊勢路に含まれます。毎年2月2日と10月2日には、約170メートルの大綱を岩の上から境内の御神木の松へ渡す神事が行われます。参拝は無料で、時間の制限もありません。

国道42号沿いの道の駅の脇から、木立の中へ短い参道が延びています。抜けた先に社殿はなく、小さな境内からいきなり高さ約45メートルの灰色の岩壁がそそり立ち、その頂から境内の端の松まで長い綱が渡されています。神社はそれだけですが、社殿がない分、かえって心に迫るものがあります。

『日本書紀』には、伊弉諾尊とともに国や神々を生んだ伊弉冊尊が、火の神軻遇突智尊を産んで亡くなり、紀伊国熊野の有馬村に葬られたと記されています。その有馬が、いま立っている場所です。神社はこの岩を伊弉冊尊の御陵とし、720年に成立したこの記述をよりどころに、日本最古の神社と伝えています。その説をどう受け取るにせよ、海を見下ろすこれほどの巨岩が、文字に記されるずっと前から拝まれてきたことは容易に想像できます。

毎年2月2日と10月2日には、お綱掛け神事が行われます。7本の藁縄をより合わせ、花や扇を飾った幡を下げた約170メートルの大綱を、岩の頂から境内南隅の御神木の松へ渡します。神事は10時に始まり、途中で綱を国道42号の向こう、七里御浜の方へ引いていく場面では、参拝者も綱を持って加わることができます。三重県の無形民俗文化財に指定されています。

花の窟は、伊勢から熊野へ向かう熊野参詣道伊勢路の一部とされ、2004年に登録された世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に含まれています。道路を渡ってすぐの、小石の浜が長く続く七里御浜も、同じ伊勢路の一部です。

参拝そのものは20分ほどで済みます。大変なのは来るまでで、熊野市駅は名古屋から特急で約3時間かかります。目の前の浜を歩き、道の駅でめはり寿司を食べるくらいの時間をとって、熊野をめぐる旅の途中に立ち寄るのがよいと思います。

所在地

都道府県: 三重県

住所: 三重県熊野市有馬町上地130

最寄りの駅: 熊野市駅

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訪問者情報

クレジットカード: 不明

公式ウェブサイト

アクセス

三重県熊野市有馬町上地130

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よくある質問

お綱掛け神事はいつですか?見学者も参加できますか?

毎年2月2日と10月2日で、10時に始まります。約170メートルの大綱を岩の上から御神木の松へ渡し、神事の途中で国道42号を渡って七里御浜の方へ綱を運ぶ際には、参拝者も加わることができます。境内は狭いので早めに着くようにしてください。

本当に日本最古の神社なのですか?

720年の『日本書紀』に伊弉冊尊が熊野の有馬に葬られたとあることをもとにした、神社自身の伝えです。同じように最古を名乗る神社はほかにもあり、どこが最初に拝まれたかを証明する方法はありません。実際に目にするのは、社殿を持たず岩そのものを拝む信仰の場です。

所要時間と、近くの見どころを教えてください。

参拝だけなら20分ほどで十分です。道路を渡った先の七里御浜は同じ世界遺産の参詣道の一部で、神社に隣接する道の駅では10時から16時までめはり寿司などを食べられます。

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