この目的地について
796年、新しい都の入口を守るために二つの寺が建てられました。西寺は失われ、東寺だけが残っています。823年、嵯峨天皇はこの寺を空海に与えました。唐から密教を持ち帰ったばかりの空海は、ここを真言宗の根本道場とし、教えを体感させる装置として作り替えます。
電車から見えるのが五重塔です。高さ54.8メートル、日本最高の木造塔。現在のものは1644年、徳川家光の寄進によるもので、この地では5代目にあたります。先の4基は焼失し、うち3基は落雷が原因でした。内部の公開は特別な機会に限られます。
優先して見るべきは講堂です。堂内には立体曼荼羅があります。空海が839年に定めた配置に従って21体の仏像が幾何学的に並び、その間を歩くこと自体が、真言が説く宇宙の構造をたどる行為になります。うち15体は9世紀の造像で国宝です。薄暗く、像が密に立ち、京都の他のどこにもない空間です。隣の金堂には1603年の薬師三尊像があります。
毎月21日、境内は弘法市で埋まります。骨董、道具、着物、植木、食べ物の露店が千軒以上。空海の命日にちなむ市で、何世紀も続いています。
境内は無料、堂内の拝観は500円、春と秋の特別公開時はそれ以上です。京都駅から徒歩15分です。
所在地
訪問者情報
アクセス
〒601-8473 京都府京都市南区九条町1
道順を表示よくある質問
東寺へのアクセス方法は?
京都駅八条口から南西へ徒歩約15分、または近鉄京都線で京都駅から1駅の東寺駅下車(3分、160円)から徒歩約5分。市バス42、71、207系統で「東寺東門前」下車も便利です。
東寺の拝観料はどのような構成ですか?
境内自体は無料で散策できます。金堂と講堂(国宝を含む21体仏像の立体曼荼羅で有名)の拝観料は大人500円。五重塔の初層内部公開は年に数回の特別公開時のみ(追加約800円)。観智院(塔頭)の庭園と宝物館は500円。現金・クレジットカード可。境内開門5時、有料エリア8時、閉門17時。
弘法市はどんな市ですか?
毎月21日に明け方(5〜6時)から夕方16時頃まで開かれる弘法市は、京都最大級の青空市場で、境内に1,000以上の露店が並びます。骨董品、古着の着物、陶磁器、漬物、餅、そば、古道具、植物、屋台料理など多彩な商品が揃います。12月の「終い弘法」と1月の「初弘法」は特に活気にあふれます。徒歩のみ(駐車場なし)、現金推奨。
東寺を訪れるのに最適な時期は?
3月下旬〜4月上旬の五重塔前の不二桜(しだれ桜)が見どころで、桜シーズンには夜間ライトアップも。11月中旬の紅葉では瓢箪池に映る五重塔と楓が美しい。弘法市の21日もおすすめ。10時前は最も静か。寺院だけを静かに見たい場合は21日を避けましょう(市が大変混雑します)。
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