西本願寺
この目的地について
朝5時30分に門が開き、拝観券を求められることもなく、6時には阿弥陀堂で、居合わせた人と一緒に晨朝勤行が始まります。西本願寺は日本最大級の仏教宗派、浄土真宗本願寺派の本山で、観光地というより今も現役の本山の空気があります。お参りに来る人、法話を聞きに来る人、法事の手続きに来る人が行き交います。
始まりは、1272年に門弟たちが京都東山の大谷に建てた親鸞聖人の廟堂です。戦乱と移転を重ねた後、豊臣秀吉の京都の町づくりにあわせて1591年にこの地へ移りました。その後まもなく継承をめぐって分かれ、1602年に徳川家康が長男の教如上人に寺地を寄進し、その系統が数ブロック東に東本願寺を建てます。京都の人は今も両寺を「お西さん」「お東さん」と呼んでいます。
二つの本堂は回廊でつながっていて、靴を脱いでそのまま上がれます。1636年に再建され2009年に大修復を終えた御影堂は、南北62メートル、高さ29メートルで、親鸞聖人の木像を安置しています。隣の阿弥陀堂は1760年の再建です。どちらも国宝で、金と畳の堂内は広く静かです。御影堂の前には樹齢約400年の大銀杏があり、根を天に広げたような枝ぶりから「逆さ銀杏」と呼ばれます。境内の南側にある唐門は彫刻がびっしりと施され、見ていると日が暮れるのを忘れることから「日暮らし門」の別名があります。
残念なのは見られないものがあることです。飛雲閣、書院、現存最古の能舞台である北能舞台はいずれも国宝ですが、通常は非公開です。正式名称の「本願寺」として、1994年に登録された世界遺産「古都京都の文化財」を構成する17の資産の一つになっています。境内では僧侶による約30分の無料案内「お西さんを知ろう!」が毎日4回あり、予約は不要です。所要1時間ほどを見込み、駅へ戻る途中に東本願寺へも寄るとよいでしょう。
所在地
訪問者情報
クレジットカード: 不明
アクセス
京都府京都市下京区堀川通花屋町下ル本願寺門前町
道順を表示よくある質問
西本願寺は拝観料がかかりますか?
かかりません。境内と二つの本堂は5:30から17:00まで無料で参拝できます。飛雲閣と書院は通常の参拝範囲に含まれず、通常は非公開です。
西本願寺と東本願寺はどう違うのですか?
1592年以降の継承問題で分かれるまでは一つの寺でした。1602年に徳川家康が教如上人に寺地を寄進し、その系統が建てたのが現在の真宗大谷派の本山、東本願寺です。西本願寺は浄土真宗本願寺派の本山です。世界遺産の構成資産は西本願寺だけです。両寺は歩いて10分ほどの距離です。
朝のお勤めに参加できますか?
できます。晨朝勤行は6:00から阿弥陀堂で始まり、続いて御影堂でお勤めと法話があります。誰でも参加でき、費用も予約も不要です。後方に静かに座り、周りの人にならってください。
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