石舞台古墳
この目的地について
石舞台という名前が、そのまま見たものを言い表しています。30数個の花崗岩の巨石を積み上げた石室で、上を覆う土がありません。かつて石室を覆っていた盛り土が失われ、平たい天井石2枚が壁石の上にむき出しで載っています。明日香村によれば、南側の天井石だけで約77トン、石室全体では約2,300トンと推定されています。築造は7世紀初めごろ。被葬者はまだ特定されていません。有力なのは当時の朝廷で最大の権力を握った蘇我馬子で、『日本書紀』には626年に馬子が亡くなり「桃原墓」に葬られたとあり、この桃原墓が石舞台古墳だと考える研究者が多くいます。
ここを訪ねる理由は、中に入れることです。短い通路を下りると、奥行き約7.6メートル、幅約3.5メートル、高さ約4.7メートルの石室に立ち、真下から天井石を見上げることになります。中は薄暗くひんやりしていて、機械のない時代にどうやってこの石を運んだのか、考えずにはいられません。周りには一辺約50メートルの方墳の裾がたどれ、村は国内最大級の方墳としています。古墳からは、かつて飛鳥の宮が営まれた平地の向こうに二上山が見えます。
石舞台古墳は1952年に国の特別史跡に指定され、2026年7月26日に世界遺産に登録された「飛鳥・藤原の宮都」を構成する19の資産のひとつでもあります。
難点もあります。入場料は2026年4月に500円に上がり、20分ほどの見学にしては高く感じます。敷地内には階段が何か所かあり、車いすでは石室まで入れません。ペットは入場できず、ドローンは禁止です。春の週末は周りの芝生広場が混み合い、繁忙期は駐車場が予約制になることがあります。朝早くか夕方がおすすめです。飛鳥宮跡と飛鳥寺へは北西へ自転車ですぐ、橘寺は飛鳥駅方面へ戻る途中にあります。
所在地
都道府県: 奈良県
住所: 奈良県高市郡明日香村島庄254
最寄りの駅: 石舞台バス停(橿原神宮前駅・飛鳥駅から明日香周遊バス)
営業時間: 月〜日 09:00〜17:00
営業時間の補足: 最終入場は16:45。
訪問者情報
クレジットカード: 不明
アクセス
奈良県高市郡明日香村島庄254
道順を表示よくある質問
石舞台古墳の石室の中に入れますか?
入れます。短い通路を下りると、奥行き約7.6メートル、高さ約4.7メートルの石室に入り、天井石の真下に立てます。途中に階段があるため、車いすでは入れません。
本当に蘇我馬子の墓なのですか?
確定はしていません。『日本書紀』には馬子が626年に亡くなり「桃原墓」に葬られたとあり、これを石舞台古墳とみる研究者が多いため、明日香村も蘇我馬子説を有力としています。それを裏づける銘文や埋葬の痕跡は見つかっていません。
入場料と開園時間を教えてください。
2026年4月1日の改定で、大人500円、小学生〜高校生200円になりました。古いガイドには300円と書かれていることがあります。年中無休で9時〜17時、最終入場は16時45分。亀形石造物との特別共通券は650円です。
石舞台古墳へはどうやって行けばよいですか?
近鉄橿原神宮前駅の東口から明日香周遊バス(かめバス)で約15分、石舞台バス停から徒歩約3分です。飛鳥駅で自転車を借りれば、橘寺、飛鳥宮跡、飛鳥寺と一緒に回れます。
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