百舌鳥・古市古墳群
この目的地について
百舌鳥・古市古墳群は2019年に登録されたユネスコ世界遺産で、大阪南部の二つのエリア——堺市の百舌鳥エリアと、羽曳野市・藤井寺市の古市エリア——に点在する49基の古墳から成ります。4世紀から6世紀にかけて初期ヤマト政権の大王や有力者のために築かれ、最大級のものは濠に囲まれた巨大な前方後円墳です。その筆頭が、仁徳天皇陵として伝わる大仙古墳。全長約486mと日本最大の古墳であり、面積ではギザの大ピラミッド、秦の始皇帝陵と並ぶ世界三大墳墓のひとつに数えられます。陵墓は神聖な天皇陵のため内部には立ち入れず、地上からは森に覆われ濠を巡らせた丘にしか見えません。そのため、規模を実感するには上から眺めるのが一番です。JR三国ヶ丘駅からすぐの堺市役所21階の展望ロビー(無料)からは、大仙古墳のはっきりとした鍵穴形を見渡せます。派手な観光地ではありませんが、歴史好きには見応えのある静かなスポットです。
所在地
訪問者情報
アクセス
〒590-0035 大阪府堺市堺区大仙町
道順を表示よくある質問
百舌鳥古墳群への行き方は?
百舌鳥エリア(日本最大の大仙古墳を含む)はJR阪和線「百舌鳥駅」が最寄り。JR大阪駅・天王寺駅から約30分(390円)。大仙古墳の特徴的な前方後円形は堺市役所21階展望ロビー(無料、JR三国ヶ丘駅から徒歩5分、9:00〜21:00)から眺めるのがおすすめ。古市エリアは近鉄古市駅経由で別行程に。
大仙古墳に入れる?
不可。大仙古墳は宮内庁が管理する天皇陵で、立入禁止。外周の堀沿い(約2.8km、徒歩60分)の遊歩道散策と、正面の拝所からの遥拝が可能。隣接する堺市博物館(200円)では古墳の歴史や出土品の展示を見学できる。
立入禁止でも楽しむ方法は?
堺市役所21階の無料展望ロビーからは、大仙古墳の前方後円形を地上から唯一一望できる。次に2.8kmの堀沿いの遊歩道を散策、ビジターセンター無料配布のガイドブックを参考にしながら埴輪の復元品も双眼鏡で観察。周辺の小規模古墳(いたすけ古墳、長塚古墳)は自転車で90分の周遊が便利。堺市が百舌鳥駅でレンタサイクル(1日300円)を提供。
ユネスコ世界遺産登録はいつ?
2019年7月に「百舌鳥・古市古墳群—古代日本の墳墓群」として登録、両エリアを合わせた49基の古墳が対象。大仙古墳(5世紀頃の仁徳天皇陵とされる)は、エジプトのギザの大ピラミッド、中国の秦始皇帝陵と並ぶ「世界三大墳墓」の一つ(面積比較)。古代ヤマト政権の階層社会と政治力を示す遺産として評価された。
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