大浦天主堂
この目的地について
この聖堂は1864年、開港間もない長崎の外国人居留者のためにフランス人宣教師が建て、1597年に長崎で処刑された二十六聖人に捧げられました。日本に現存する最古の教会堂であり、西洋建築で唯一の国宝です。
重要なのは建築ではありません。1865年3月17日、聖堂の完成から数週間後、近くの浦上の村人たちが堂内に入り、女性の一人がプティジャン神父に近づいて、自分たちの胸はあなたと同じですと静かに告げました。そして、サンタ・マリアの御像はどこかと尋ねました。
日本ではキリスト教が1614年から禁じられ、弾圧は徹底していました。この家々は250年間、司祭も教会も聖書もないまま信仰を守り、祈りを音として伝え続けた結果ラテン語は別の何かに変わり、マリア像は観音に見せかけ、代ごとに洗礼を授ける役を自分たちの中から選んできました。ローマはこれを奇跡と呼びました。日本の当局の対応は数千人の流罪で、禁教が解かれたのは1873年です。
建物は小さく、白く、木の丸天井とステンドグラスを持ちます。一部は創建時のものです。外の石像がこの出会いの場所を示しています。隣の旧羅典神学校に入る資料館がこの経緯をきちんと伝えており、15分ではなく1時間を割く理由になります。
拝観料は資料館込みで1000円ほど。港を見下ろす丘の上にあり、すぐ上がグラバー園、数分下れば路面電車の停留所です。
所在地
訪問者情報
アクセス
〒850-0931 長崎県長崎市南山手町5-3
道順を表示よくある質問
大浦天主堂へのアクセス方法は?
長崎電気軌道(路面電車)で「大浦天主堂」電停下車(長崎駅から約14分、均一140円)、坂道を上って徒歩約5分。教会はグラバー園に向かう坂の途中にあります。多くの観光客は教会とグラバー園(すぐ上)、出島(路面電車で15分)を組み合わせて、長崎の歴史半日コースとして訪れます。
大浦天主堂の入場料と含まれるサービスは?
拝観料は大人1,000円、中学生・小学生400円。料金には国宝の聖堂内部(堂内撮影禁止)、隣接するキリシタン博物館(多言語表記で1865年の信徒発見と迫害の歴史を解説)、小さな教会庭園が含まれます。8:30〜18:00開館(最終入場17:30)。現在はミサなどの宗教行事は行われず、博物館・記念施設として運営されています。
大浦天主堂の歴史的意義は?
1864年に1597年の長崎二十六聖人殉教を記念してフランス人宣教師が建てた大浦天主堂は、宗教史上最も劇的な出来事の舞台となりました。1865年3月、浦上の村民数名がプティジャン神父に近づき、1600年代の禁教令以来250年以上にわたり密かにキリスト教信仰を守り続けていたことを告白しました。この「信徒発見」(Shinto Hakken)はカトリック史上の奇跡と称えられます。国宝に指定され、2018年にユネスコ世界遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産となりました。
大浦天主堂でミサに参加できますか?
大浦天主堂では現在ミサなどの宗教行事は行われておらず、博物館・記念施設として運営されています。長崎でのカトリック典礼は、長崎のカトリック大司教座聖堂である浦上天主堂(路面電車で15分)で日曜ミサなどが行われています。浦上天主堂のミサ中は撮影が制限されます。大浦天主堂への上り坂途中にある「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産インフォメーションセンター」では、潜伏キリシタンの歴史をさらに詳しく学べます。
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