徳之島
この目的地について
徳之島はまず農業の島です。平地にはサトウキビ畑が広がり、海沿いに集落が点在し、徳之島町・天城町・伊仙町の3町が約248平方キロの島を分け合っています。島の名は2021年に登録された世界自然遺産の名称に入っていますが、登録されたのは山の森の2か所だけです。北部の天城岳(533メートル)周辺と、中部の井之川岳(645メートル)から南部の犬田布岳(417メートル)にかけての区域で、合わせて約2,500ヘクタール、島のおよそ1割にあたります。車で走る道のほとんどは畑と集落の中です。
森は亜熱帯の常緑広葉樹林で、登録の理由はそこに暮らす生きものです。奄美大島と徳之島にしかいない、耳の短い黒っぽいアマミノクロウサギや、徳之島だけに生息するオビトカゲモドキが夜に姿を見せます。観察の定番は林道山クビリ線ですが、2019年7月から一般車は通行できなくなっており、夜間観察は奄美群島認定エコツアーガイドの有料ツアーに参加する決まりです。1ツアー10人まで、1晩のツアー数は夏季3回、冬季4回までなので、早めに予約しましょう。昼間は、2024年12月に開館した花徳の徳之島世界遺産センターで、森と生きものについて学べます。入館は無料です。
もう一つの目当ては闘牛です。牛同士が頭を突き合わせて押し合う勝負で、闘牛士はいません。大会は年に約20回開かれ、全島一を決める大会は1月・5月・10月の年3回です。南西端の犬田布岬には、1945年に九州沖で沈んだ戦艦大和の慰霊塔が立っています。
移動は車が前提です。鉄道はなく、バスの本数は少なく、森も闘牛場も岬も島のあちこちに散らばっています。
所在地
訪問者情報
クレジットカード: 不明
アクセス
鹿児島県大島郡徳之島町・天城町・伊仙町
道順を表示よくある質問
徳之島は島全体が世界遺産なのですか?
違います。世界自然遺産の名称に島の名が入っていますが、登録されているのは山の森の2区域だけです。北部の天城岳周辺(約790ヘクタール)と、中部の井之川岳から南部の犬田布岳にかけての区域(約1,720ヘクタール)で、合わせて島のおよそ1割、それぞれの周りに緩衝地帯があります。集落や畑、海岸は登録範囲の外です。
夜、自分の車で森に入ってアマミノクロウサギを探せますか?
定番の観察ルートである林道山クビリ線には入れません。2019年7月1日からゲートが施錠されて一般車は通行できず、夜間観察は奄美群島認定エコツアーガイドが行う有料ツアーに限られます。1ツアー10人まで、1晩のツアー数は夏季3回、冬季4回までです。ほかの道路でも、クロウサギなどの交通事故が起きているので、ゆっくり走ってください。
徳之島の闘牛はいつ見られますか?
島内の闘牛場で年に約20回の大会が開かれています。全島一のタイトルがかかる全島大会は、1月(初場所)・5月・10月の年3回で、3町の協会が持ち回りで主催します。日程と会場は毎回変わるので、予定を組む前に徳之島観光連盟か徳之島闘牛連合会(0997-83-0731)に確認してください。
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