温泉津
この目的地について
温泉津は一本道の町です。日本海に面した小さな港から細い谷を約800メートルさかのぼり、両側に木造の旅館や格子戸の町家、寺社が並び、そのすぐ後ろに岩肌が迫ります。岩盤を削って平らにした土地に建つ家も少なくありません。2004年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、島根県は全国で唯一の温泉町の選定と紹介しています。2007年からは世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の14の構成資産のひとつでもあります。16世紀、この港は大森の銀山を支え、すぐ北にある入り江の沖泊(別の構成資産)から銀が船で積み出されました。
来る理由は湯です。2軒の共同湯がほぼ向かい合っています。古いほうが「元湯」、別名「泉薬湯」です。湯屋によると900年以上前から湧き続けている湯で、狸が見つけたという伝説が残っています。浴槽は3つで、湯温はおよそ38〜40℃、43〜44℃、46〜48℃。シャワーはなく、備え付けの石けんやタオルもないので持参してください。向かいの「薬師湯」は600円で、地下約2メートルの岩の間から約46℃で湧く湯を、手を加えずに浴槽へ入れています。隣接する大正時代の木造洋館はカフェになっていて、屋上テラスからは町並みを見下ろせます。
土曜の夜は、小さな龍御前神社で石見神楽が舞われます。石見地方の、太鼓が鳴り響くテンポの速い面の舞で、時間は20時から21時30分まで。全席予約制です。
難点は、ほかにすることがあまりないことです。店は少なく、夜はとても静かで、駐車場も多くありません。大森地区と銀山までは車で約20分ですが、公共交通ではバスとJRを乗り継ぐ必要があります。
所在地
訪問者情報
クレジットカード: 不明
アクセス
島根県大田市温泉津町温泉津
道順を表示よくある質問
元湯と薬師湯、どちらに入ればいいですか?
できれば両方へ。ほぼ向かい合っています。元湯は古く飾り気のない湯屋で、湯はとても熱く(いちばん熱い浴槽は46〜48℃)、シャワーも備品もなく、朝6時から開いています。薬師湯は600円で、隣にカフェと屋上テラスがあり、火曜日が定休日です。
温泉津で神楽を見るにはどうすればいいですか?
温泉津温泉旅館組合(050-1808-2216)に電話で事前に予約します。公演はほぼ毎週土曜日、龍御前神社で20時から21時30分まで、料金は2,000円です。写真撮影はできますが、動画撮影は禁止です。終演が遅く神社に駐車場もないので、温泉津に泊まると楽です。
温泉津と石見銀山はどんな関係がありますか?
温泉津は銀山の港町で、銀はすぐ北の入り江、沖泊から船で積み出されました。温泉津の町並み、沖泊、そして銀山とを結ぶ街道は、2007年に登録された世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」のそれぞれ別の構成資産です。大森の銀山までは車で約20分です。
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