羅漢寺五百羅漢
この目的地について
大森の通りに立つと、片側に寺の本堂、反対側に低い岩壁があり、石の反り橋が川を渡ってその岩壁へ続いています。見るべきはその岩壁です。岩を掘った3つの石窟があり、中央には石造の釈迦三尊、左右の窟には釈迦の弟子である羅漢の小さな坐像がそれぞれ250体、薄暗い中に列をなして座っています。同じ顔はひとつもありません。並んだ顔を見ていくと、亡くなった親や子に似た顔に会えると昔からいわれ、今もそのために訪れる人がいます。
寺によると、銀を掘るために短命だった鉱夫たちの霊を慰めようと、1741年に月海浄印が発願し、1766年に完成しました。文化庁は、造営を1757年から1766年とし、幕府にゆかりのある武士や商人の寄進によるもので、石像は石工の坪内家が福光村産の凝灰岩、福光石を使って彫ったと説明しています。寺は、屋外ではなく岩の中に安置されているため保存状態がよいと説明しています。この石窟は、2007年に登録された世界遺産「石見銀山遺跡とその文化的景観」の14の構成資産のひとつです。
道を挟んだ羅漢寺の本堂には天井に龍が描かれ、境内には「三百水」が湧いています。かつてこの水を銀山まで担ぎ上げ、一荷三百文で売ったことが名前の由来で、島根の名水にも選ばれています。
注意点として、五百羅漢と本堂の中は写真もビデオも撮影できません。残念ですが、そのぶん静かに見られます。所要時間は20〜30分で十分です。寺は車が入れる大森の端にあるので、徒歩で約45分かかる龍源寺間歩へ向かう前後に立ち寄りやすい場所です。
所在地
訪問者情報
クレジットカード: 不明
アクセス
島根県大田市大森町イ804
道順を表示よくある質問
五百羅漢の写真は撮れますか?
できません。寺は五百羅漢の石窟内と本堂内での写真・ビデオ撮影を断っています。岩壁の外観や石橋は撮影できます。
五百羅漢はなぜ造られたのですか?
石見銀山で働いて亡くなった人々や先祖の霊を供養するためです。寺によると1741年に発願され、1766年に完成しました。顔はひとつずつ違い、亡くなった親や子に似た顔に会えるといわれています。
石見銀山観光の中で羅漢寺はどう回ればいいですか?
大森バス停から徒歩約1分、車で入れる最奥の石見銀山公園の隣にあるので、徒歩で片道約45分の龍源寺間歩へ向かう行きか帰りに寄るのがよいでしょう。石窟と本堂を見るなら20〜30分で十分です。
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