安倍文殊院
この目的地について
「三人寄れば文殊の知恵」のことわざの、その文殊菩薩に直接お願いしに来る寺です。目当ては本堂の本尊で、獅子に乗った高さ約7メートルの文殊菩薩は快慶の作。像内の墨書から1203年(建仁3年)の造立とわかっています。先導役の善財童子、獅子の手綱を取る優填王、維摩居士、須菩提の4体の脇侍を従え、雲海を渡って説法の旅に出る「渡海文殊」の姿です。2013年に5体すべてが国宝に指定されました。本堂の拝観料700円で内陣に入って間近に拝め、あとでお抹茶とお菓子もいただけます。
寺の創建は645年(大化元年)、大化の改新後に左大臣となった安倍倉梯麻呂によると伝わります。寺の口伝では、陰陽師の安倍晴明は921年にこの安倍の地で生まれ、幼い頃に天文観測を学んだとされ、境内の高台には天文観測の地として晴明堂が建っています。晴明像は、唐の朝廷に仕えた奈良時代の安倍仲麻呂の像とともに、文殊池に浮かぶ金色の金閣浮御堂に祀られています(拝観料700円、本堂との共通券は1,200円)。堂内の壁には室町時代の秘仏・十二天の御尊軸があり、季節ごとに3体ずつ開帳されます。9月〜11月は水天、羅刹天、風天で、4月最終週の土曜日から5月第1週の日曜日までの弁財天大祭には12体すべてが開帳されます。
無料で見られる部分も見逃さないでください。特別史跡の文殊院西古墳は、よく加工した花崗岩を左右対称に組んだ石室で、玄室の天井は約15平方メートルの一枚岩です。中に入ることができます。花の広場は季節で姿を変え、秋はコスモス迷路、11月から翌年4月下旬までは約8,000株のパンジーで縦20メートル、横25メートルに翌年の干支を描いた花絵が見られ、晴明堂の展望台から眺めるのがいちばんです。
寺の雰囲気は明るく、あらゆる願いごとにご祈祷やお守りが用意されていて、商売っ気もそれなりにあります。お堂に入るには階段を上ります。桜井駅から南へ徒歩約20分です。
所在地
訪問者情報
クレジットカード: 不明
アクセス
奈良県桜井市阿部645
道順を表示よくある質問
安倍文殊院の拝観料はいくらですか?
国宝の文殊菩薩を拝める本堂は大人700円、小学生500円で、お抹茶とお菓子が付きます。金閣浮御堂も大人700円、小学生500円で、共通券は大人1,200円、小学生800円です。境内、西古墳、コスモス迷路は無料です。SuicaやPayPayなどの電子マネーも使えます。
コスモス迷路はいつ見られますか?
例年は9月中旬から10月下旬ごろですが、開花状況によって前後します。2026年は10月1日に開園し、11月初旬まで楽しめる見込みです。迷路は縦25メートル、横20メートルほどで、27種類のコスモスが植えられています。入園は無料です。
桜井駅からどうやって行けばよいですか?
南へ徒歩約20分です。南口から奈良交通が運行する桜井市コミュニティバスに乗れば、安倍文殊院バス停まで約7分です。本数が少ないので、先に時刻表を確認してください。
車いすでも参拝できますか?
一部は可能です。有料駐車場から境内までは車いすで移動でき、境内は石畳と砂利です。スロープ付きの多目的トイレは有料駐車場にあります。ただし、堂内に入るには階段があります。
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