法起寺
田畑の向こうに立つ現存最古の三重塔、法隆寺から北東へ歩いて
斑鳩の北東のはずれ、田畑の中にある小さな寺です。706年に完成した三重塔は現存する三重塔として日本最古で、法隆寺とともに世界遺産に登録されています。塀の内側に見るものは多くありません。法隆寺から...
宝山寺
日本最古のケーブルカーで上る、岩壁の下の生駒の聖天さん
生駒山の中腹にある祈りの寺で、「生駒の聖天さん」と呼ばれ、商売繁盛を願う人々が歓喜天に手を合わせに訪れます。堂は、役行者が修行したと伝わる切り立った岩壁「般若窟」のすぐ下に建っています。1918...
春日山原始林
春日大社の背後に残る神の森と、平安時代の石窟仏へ続く滝坂の石畳
春日大社の背後に広がる春日山の森で、841年に狩猟と伐採が禁じられて以来、春日大社の神域として守られてきました。国の特別天然記念物で、世界遺産「古都奈良の文化財」の一部です。森の中には入れず、周...
今井町
環濠の寺内町から商都へ、江戸の町家に今も人が暮らす橿原の町並み
東西約600メートル、南北約310メートルの範囲に1,500棟近い建物が並び、その多くで今も人が暮らしている橿原市の町並みです。織田信長に抵抗した環濠の寺内町として始まり、江戸時代には独自の紙幣...
當麻寺
二上山のふもと、古代の三重塔が東西に残る當麻曼荼羅の寺
葛城市、二上山のふもとにある寺で、古代の三重塔が東西一対で残る全国で唯一の寺です。本堂(曼荼羅堂)には、中将姫の伝説で知られる當麻曼荼羅が祀られています。近鉄の小さな駅から歩いて約15分。4月下...
慈光院
茶人片桐石州が建てた寺。拝観料に抹茶一服が付き、書院から大和盆地を望む
茶人で小泉藩主だった片桐石州が1663年に建てた大和郡山の禅寺で、門から茶室まで境内全体が一つの茶席として造られています。拝観料1,000円に抹茶一服が含まれ、茅葺きの書院から刈り込みの庭と大和...
石舞台古墳
蘇我馬子の墓とする説が有力な、中まで入れるむき出しの巨大石室
7世紀初めごろに築かれた古墳で、盛り土が失われ、30数個の巨石で組んだ石室の天井石がむき出しになっています。石室の中まで下りて見学できます。被葬者は確定していませんが、蘇我馬子とする説が有力です...
道の駅 なら歴史芸術文化村
天理で文化財の修理現場をのぞく
修理技術者の仕事を見学できる道の駅は珍しいでしょう。天理市にある県の文化村で、仏像や絵画、建造物の部材が修理される様子をガラス越しに見て、奈良の農産物や工芸品も買えます。
橘寺
聖徳太子誕生の地と伝わる寺、二面石と五重塔の心礎が残る橘寺
聖徳太子が生まれたと伝わる地に建つ天台宗の寺です。飛鳥時代の伽藍は残っておらず、境内には1148年に落雷で焼けた五重塔の心礎と、2つの顔を刻んだ二面石が残ります。本堂は1860年代からの再建。境...
吉野水分神社
吉野山の上千本、豊臣秀頼が1604年に再建した水の神と子守りの社
水の分配をつかさどる神をまつる吉野山上千本の神社で、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部です。豊臣秀吉がここで子授けを祈り、授かった秀頼が1604年に社殿を再建しました。楼門、拝殿、三つの社...
朝護孫子寺
大きな張り子の寅が迎える信貴山の毘沙門天の寺、信貴山縁起絵巻ゆかりの地
平群町の信貴山に広がる、毘沙門天と寅の寺です。聖徳太子が寅の年、寅の日、寅の刻にこの山で毘沙門天を感得したと伝えられています。入口近くでは首を振る全長約6メートルの大寅が迎え、本堂の舞台からは奈...
円成寺
若き運慶の大日如来と浄土庭園、奈良市東部の山あいの古刹
奈良市東部の山あい、柳生街道沿いの忍辱山にあるお寺です。平安時代末期の浄土式庭園と、運慶が20代と考えられる頃の1176年に仕上げた国宝の大日如来坐像があり、運慶自筆の銘を持つ最初期の作品として...
橿原神宮
畝傍山のふもと、京都御所の賢所を本殿に移した神武天皇の宮
『日本書紀』が初代神武天皇の即位の地と記す畝傍山の東南麓に、1890年に創建された神社です。本殿は京都御所から移築されたもので、広大な砂利敷きの神域の大半は1940年の記念事業で勤労奉仕によって...
金峯山寺
吉野山の蔵王堂、春と秋だけ扉が開く青い蔵王権現
吉野山の中ほどに建つ金峯山修験本宗の総本山です。本堂の蔵王堂は1592年ごろに完成した高さ34メートルの木造建築で、中尊が7メートルを超える青い蔵王権現3体を祀っています。秘仏のため、拝めるのは...
矢田寺
大和郡山の西、矢田山の中腹で6月に1万株のアジサイが咲くお地蔵さんの寺
正式には矢田山金剛山寺。大和郡山の西、矢田丘陵の矢田山中腹にあり、「矢田のお地蔵さん」として親しまれています。6月は「あじさい寺」で、斜面に約60種1万株のアジサイが咲き、入山料700円がかかり...