慈光院
この目的地について
県道から石畳の坂を上り、摂津茨木城から移された茅葺きの門をくぐってしばらく歩くと、書院の畳に座って抹茶をいただき、目の前に庭が広がります。慈光院での過ごし方はそれだけですが、それで十分です。
慈光院は1663年(寛文3年)、小泉藩2代藩主の片桐石見守貞昌、茶人としては片桐石州の名で知られる人物が、父の菩提寺として建てた臨済宗大徳寺派の寺です。石州はのちに4代将軍徳川家綱の茶道指南となり、石州流の祖となりました。ここは寺というより境内全体が一つの茶席として造られていて、坂道、門、参道、書院、庭、その奥の小間の茶室まで、客をもてなす場所がひと揃い、一人の演出のまま350年以上残っています。
茅葺きの農家のような外観の書院と、奥にある2つの小さな茶室は重要文化財です。国の史跡・名勝に指定された庭は石をほとんど使わず、さつきの刈り込みと木々の寄せ植えの刈り込みでできていて、その向こうに大和盆地と山並みを借景にしています。ただ、今の眺めには住宅や道路もかなり入ります。寺自身もこのことを気にかけていて、1997年から書院東側の元田んぼに盛り土をし、500から600本の木を植えてきました。
拝観料は1,000円で、江戸時代から使われてきた井戸の水で点てた抹茶の接待が含まれます。所要時間は約40分、支払いは現金のみです。茶席に一度に入れるのは35人ほどなので、直前に修学旅行の団体が入ると少し待つことがあります。
昼食には、小泉の名物だった油不入索麺を復元した平そうめん「石州麺」があり、1人1,500円、1日10人までで、前日までに電話で予約します。7,000円の懐石(精進料理)は提供できる日が少なく、数日前までの予約が必要で、拝観料は別にかかります。
2026年11月15日は開山忌の法要のため、一般の拝観はできません。
所在地
訪問者情報
クレジットカード: 不明
アクセス
奈良県大和郡山市小泉町865
道順を表示よくある質問
抹茶は本当に拝観料に含まれていますか?
はい。拝観料1,000円に、重要文化財の書院で庭を眺めながらいただく抹茶の接待が含まれています。小学生以上は同じ料金で、寺の英語ページによると6歳未満は無料です。支払いは現金のみで、所要時間は約40分。拝観時間は9時から17時です。
どのバス停で降りればいいですか?
「片桐西小学校」です。寺によると、「慈光院」よりもこちらのほうが最寄りのバス停です。同じ路線の「片桐小学校」と間違えないでください。JR大和小泉駅から徒歩18分なので、バスを使わずに歩く人も多くいます。
慈光院で昼食はとれますか?
予約制です。小泉名物の油不入索麺を復元した平そうめん「石州麺」は1人1,500円、1日10人・3組までで、前日までに電話(0743-53-3004)で予約します。7,000円の懐石(精進料理)は提供日が少なく、数日前までの予約が必要です。どちらも拝観者向けの料理なので、拝観料1,000円が別にかかります。12月29日から1月5日は料理の提供がありません。
拝観できない日や特別な行事はありますか?
年中無休ですが、2026年11月15日は開山玉舟和尚と片桐石州の毎歳忌法要のため、一般の拝観はできません。観月会は2026年からひと月遅らせて旧暦9月13日の晩(栗名月)に変わり、今年は10月23日の17時から、参加費3,000円です。奈良県の観光サイトによると、本堂天井の雲龍図は毎年1月1日から3日に公開されます。
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