嵯峨野竹林の道
この目的地について
有名な区間は写真の印象より短いです。天龍寺の北門から大河内山荘の門までのおよそ200メートル、両側の竹が頭上で交わるのがその区間で、皆がここを目当てに来ます。その先の道は気持ちよくはありますが、ごく普通の散歩道です。
竹は孟宗竹で、4月から5月には一日に1メートル近く伸びます。風が吹くと稈がきしみ、触れ合って音を立てます。1996年に環境省が「残したい日本の音風景100選」に選んだ音です。ただし日中には聞こえません。数千人が同時にそこにいるからです。
入場料も門も閉門時刻もありません。だからこそ戦略は一つです。朝7時前に行けば道はほぼ無人で、光は横から差し込み、竹の音が聞こえます。9時には人力車が走り始め、道は互いに写真を撮り合う人の列になります。夜遅くも有効です。照明はありませんが歩けますし、人は完全にいなくなります。
日本では守られていて、外から来た人が見落としがちなお願いをひとつ。竹に彫らないでください。柵沿いの区間では落書きによる傷が多く、切り傷はその竹が枯れるまで残ります。
南端には小さく苔むした野宮神社があります。源氏物語で六条御息所の娘が潔斎した場所です。北端の大河内山荘は抹茶付きで1000円。斜面の庭からは、竹林そのものにはない京都の眺めが開けます。
所在地
訪問者情報
アクセス
〒616-8394 京都府京都市右京区嵯峨野々宮町
道順を表示よくある質問
嵯峨野竹林の道へのアクセス方法は?
京都駅からJR嵯峨野線で嵯峨嵐山駅まで約15分(240円)。駅から嵐山メインストリートを西へ歩き、天龍寺の北門を通って竹林の道へ徒歩約10分です。市街地からは四条大宮発の嵐電(京福電車)で嵐山駅下車徒歩約5分、または阪急嵐山線も利用できます。
竹林を訪れるのに最適な時間帯は?
最も静かに楽しむには、季節によって異なりますが日の出(5:30〜7:00頃)または夏なら17時以降がおすすめで、木漏れ日の美しい光も楽しめます。9時を過ぎると日帰り観光客で混雑し、特に紅葉と桜の時期はピークに。11月中旬・4月上旬は写真映えする一方で大変混みます。可能なら週末は避けて。24時間無料で散策できます。
竹林を散策する際のルールは?
整備された遊歩道から外れないでください——竹林内への立ち入りは禁止されており、竹を傷つけると罰金が科されることもあります。竹に名前を刻むのは禁止。狭い小道では三脚や自撮り棒は他の通行者の妨げになるのでご配慮を。トイレは竹林内にないため、天龍寺や嵯峨嵐山駅周辺で済ませてから入りましょう。
竹林と合わせて巡れる嵐山のスポットは?
竹林の南端には世界遺産・天龍寺(庭園のみ500円)、北端には抹茶と眺望が楽しめる大河内山荘(抹茶付き1,000円)があります。さらに渡月橋周辺、岩田山モンキーパーク、嵯峨野トロッコ列車、奥嵯峨の化野念仏寺なども組み合わせれば、嵐山を1日たっぷり満喫できます。
⭐ レビュー
まだレビューはありません。最初のレビュアーになりましょう!
レビューするためにサインイン