哲学の道
この目的地について
京都東部、疏水沿いに2キロ続く石畳の道です。北の銀閣寺から南の南禅寺界隈まで。止まらずに歩けば30分ほど。止まることこそが、この道の趣旨です。
名前は飾りではありません。京都学派を開いた哲学者・西田幾多郎が、大学へ向かう道として毎日ここを歩き、思索の場にしました。ほかの学者も倣い、その習慣が知られるようになり、1972年に正式にこの名が付きました。
疏水も自然の川ではありません。1890年に完成した琵琶湖疏水の一部です。山を越えて琵琶湖の水を京都へ運び、飲み水と舟運を確保し、やがて市電を動かす日本初の事業用水力発電をもたらしました。南端の蹴上インクラインも同じ事業の遺構です。
水辺には約400本の桜が並びます。近くに住んでいた画家・橋本関雪の夫人が1922年に苗木を寄贈したのが始まりです。4月初旬には枝が疏水の上で交わり、道はゆっくり進む人の列になります。それ以外の季節は静かで、冬にはたいてい無人です。
中ほどにはカフェと工芸の店、そしてよく知られた猫たちがいます。道を少し外れたところに、寄り道の価値がある寺が二つ。苔むした茅葺きの門を無料でくぐれて、たいてい誰もいない法然院と、公開日の限られた安楽寺です。
銀閣寺から南へ歩くのがおすすめです。寺が終盤に来て、光を背に受けます。
所在地
訪問者情報
クレジットカード: 不明
食事のオプション: 道沿いに小さなカフェや軽食店あり
アクセス
京都府京都市左京区鹿ヶ谷
道順を表示よくある質問
哲学の道へのアクセス方法は?
京都駅から市バス5系統で「銀閣寺道」または「永観堂道」まで約35分(均一230円)。哲学の道は北端の銀閣寺(銀閣寺)から南端の南禅寺まで続きます。多くの方は銀閣寺から南へ向かうルートで歩き、片道ゆっくりで30〜45分です。南端には地下鉄東西線の「蹴上駅」が近く、こちらから始めることもできます。
哲学の道を歩くのに最適な時期は?
3月下旬〜4月上旬の桜は疎水の上にピンクのトンネルを作り、京都屈指の絶景ですが大変混雑します。11月中旬の紅葉も美しいです。早朝や夕方は団体客を避けられます。夏は蒸し暑いですが空いており、冬は人が少なく時には疎水沿いに雪景色も楽しめます。途中の寺院やカフェへの立ち寄りも含めて1〜2時間が目安です。
哲学の道の沿道で見ておきたい場所は?
北から南へ:銀閣寺(拝観料500円)、茅葺き門が美しい法然院(無料)、ねずみが守る大豊神社、紅葉の名所・永観堂(600円)、そして江戸時代の煉瓦造りの水路閣で有名な南禅寺(境内無料、塔頭は各500〜700円)。途中の疏水沿いカフェで抹茶やコーヒーを楽しむ時間も忘れずに。
哲学の道はベビーカーや車椅子でも歩けますか?
道自体はほぼ平坦で石畳のため、ベビーカーでも歩けますが多少凹凸があります。車椅子でも大半は通行可能ですが、一部の側入口には階段があるため、並行する鹿ヶ谷通りに迂回することがあります。銀閣寺や寺院内には階段や砂利道が多いので注意。公衆トイレは少なく、銀閣寺と南禅寺で済ませるのがおすすめです。
東山のその他
⭐ レビュー
まだレビューはありません。最初のレビュアーになりましょう!
レビューするためにサインイン