月ヶ瀬梅林

公園
都道府県
奈良県
タイプ
公園
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この目的地について

奈良市の東端、三重県境に近い名張川(地元では五月川)の渓谷の両岸に、紅白約1万本の梅が植えられています。奈良市によると、1922年に奈良公園や兼六園とともに第1号の国の名勝に指定されました。見頃は2月中旬から3月です。入場は無料ですが、奈良からのバスは1日3本ほどで、行くまでがひと苦労です。

月ヶ瀬の第一印象は、たいてい眺めです。尾山側の急な坂道を上りきった一目八景から見下ろすと、渓谷の両斜面に梅が広がり、その下を川が流れています。この景色を見に来る価値は十分ありますが、月ヶ瀬の魅力はそれだけではありません。

もともと梅は、眺めるために植えられたものではありませんでした。言い伝えでは、1205年に真福寺の天神社に梅を植えたのが始まりで、1331年の元弘の乱で後醍醐天皇とともに逃れてきた女官が、梅の実を煙でいぶして黒くする烏梅の作り方を村人に教えたとされます。烏梅は紅花染めの色を定着させる媒染剤で、京都や大阪の問屋に飛ぶように売れ、19世紀の初めには梅の木は10万本近くに増えたといいます。1830年には津藩の儒学者・斎藤拙堂が『月瀬記勝』を著し、頼山陽らの文人も訪れ、1922年に国の名勝に指定されました。戦時中には食糧増産のために多くの木が切られ、1969年に高山ダムが完成すると渓谷は月ヶ瀬湖に変わりました。現在残る梅は約1万本です。

訪れるなら、月ヶ瀬梅渓梅まつりが開かれ、自由に散策できる2月中旬から3月です。真福寺や月ヶ瀬梅の資料館のまわりを歩くだけでも1時間半は見ておきましょう。川を挟んでぐるりと回るなら、ほぼ1日がかりです。どこも坂が急で、道は狭いです。まつり期間の週末は駐車場が埋まり、駐車料金もかかります。平日なら静かで、開花の遅い年は、下の斜面が散ったあとも高い場所にある天神梅林がまだ咲いていることがあります。

いちばんの難関はバスです。奈良からの奈良交通バスは1日3本ほどで、片道約80分。9時台の便で行き、午後の早い時間の便で帰るのが、ほぼ唯一の現実的な計画です。軽食と現金を持って行きましょう。

所在地

都道府県: 奈良県

住所: 奈良県奈良市月ヶ瀬尾山

最寄りの駅: 尾山バス停

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訪問者情報

クレジットカード: 不明

公式ウェブサイト

アクセス

奈良県奈良市月ヶ瀬尾山

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よくある質問

月ヶ瀬の梅の見頃はいつですか?

その年の冬の寒さにもよりますが、例年2月中旬から3月です。月ヶ瀬梅渓梅まつりも毎年この時期に開かれます。バスでの移動に時間がかかるので、出かける前に月ヶ瀬観光協会(0743-92-0300)で開花状況を確認してください。

入場料はかかりますか?

かかりません。まつりの期間中も含めて、梅林は自由に散策できます。まつり期間中は駐車場が有料になるので、車で行く人は現金を用意してください。

月ヶ瀬と柳生を1日で回れますか?

車なら可能で、柳生は奈良から月ヶ瀬へ向かう道の途中にあります。バスの場合は、同じ少ない便が両方を通るうえ間隔が長いので、難しいと考えてください。挑戦するなら、朝の便で先に月ヶ瀬へ行き、帰りに柳生で途中下車する形にし、奈良を出る前に両方の区間の時刻を確認しておきましょう。

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