山の辺の道
この目的地について
この道は、長いあいだ何も劇的なことが起きない散歩道で、そこがいいところです。道は奈良盆地の田んぼと山が接する線に沿って続くので、一日のほとんどは、左にみかん畑の斜面、右に二上山まで見渡せる盆地の眺めを見ながら歩きます。日本最古の道とよく言われ、『古事記』は崇神天皇の陵を「山辺の道の勾の岡の上」と記しています。その前方後円墳と、少し南の景行天皇陵の脇を実際に歩いて通ります。
一般的なのは天理駅から桜井駅までの約16キロです。天理市観光協会は歩く時間を4時間50分としており、県によれば高低差は約75メートルしかありませんが、寄り道をすれば1日かかります。北から歩き始めるのがおすすめです。鶏が杉木立の下を歩き回る石上神宮までは天理駅から徒歩約30分。その先は土塀の間や集落の中を抜ける細い道になり、季節の野菜や果物を並べた無人販売所があちこちにあります。お金は箱に入れてください。
長岳寺がほぼ中間地点で、休憩するならここです。隣の天理市トレイルセンターにはトイレ、シャワー、レストランがあり、ノルディックポールを無料で貸し出しています(8時30分〜17時、第1月曜休館)。すぐ西の黒塚古墳展示館は無料で、1998年にこの古墳から出土した33面の三角縁神獣鏡のレプリカが見られます(月曜休館)。さらに南の檜原神社には本殿がなく、三輪山に向いて三ツ鳥居が立つだけで、鳥居前の広場からは盆地を西に見渡せます。「山の辺の道」と刻まれた石碑は神社のすぐ横にあります。最後の区間は大神神社で終わります。ここも建物ではなく三輪山そのものを拝む神社です。
難点もあります。道標は日本語、英語、韓国語、中国語で書かれていますが、集落の中では曲がり角を示していないところもあり、舗装されていない細い農道の区間もあります。集落と集落の間には食べ物を買える店がありません。県はスマートフォンの地図アプリよりも県のPDFのルートマップを持って歩くよう勧めています。道の下をJR桜井線が並行して走っているので、足が疲れたら柳本、巻向、三輪の各駅から帰れます。
所在地
都道府県: 奈良県
住所: 奈良県天理市柳本町577-1(天理市トレイルセンター、中間地点)
最寄りの駅: 天理駅(JR・近鉄、北の起点)、桜井駅(JR・近鉄、南の終点)
訪問者情報
クレジットカード: 不明
アクセス
奈良県天理市柳本町577-1(天理市トレイルセンター、中間地点)
道順を表示よくある質問
山の辺の道を歩くにはどのくらい時間がかかりますか?
天理駅から桜井駅まで約16キロです。天理市観光協会の目安は歩くだけで4時間50分で、昼食や寺社の見学を入れるなら6〜7時間はみておいてください。高低差は約75メートルなので、きついのは坂ではなく距離です。
一部だけ歩くことはできますか?
できます。道の下をJR桜井線が走っており、ほぼ中間の長岳寺から柳本駅までは徒歩約20分です。南半分は檜原神社や大神神社に近い巻向駅、三輪駅が使えます。この路線は本数が多くないので、道を外れる前に時刻表を確認してください。
途中にトイレや食事のできる場所はありますか?
中間地点の長岳寺の横にある天理市トレイルセンターが一番の休憩所で、トイレ、シャワー、レストラン「洋食Katsui」があります(8時30分〜17時、毎月第1月曜休館)。道沿いにカフェもいくつかあり、大きな神社にはトイレがありますが、店がまったくない区間が長く続きます。水と軽食は持って行ってください。
歩くのにお金はかかりますか?
道そのものは無料で、石上神宮、大神神社、黒塚古墳展示館も無料です。長岳寺の拝観料は400円です。無人販売所用に小銭を持って行くと便利です。
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