金沢
この目的地について
前田家はここから加賀藩を治めました。加賀百万石、幕府を除けば日本で最も豊かな藩です。江戸から遠く、これだけ豊かな家が財を文化に注いだのには政治的な理由もあります。茶の湯や能や工芸に没頭する大名は、兵を集める大名ではないからです。それが三百年続いた結果が、今の金沢です。
看板は兼六園、日本三名園のひとつです。冬には松に雪吊りの縄が張られます。行くなら早朝に。11時には園路が埋まります。隣の金沢城公園では、門や櫓が伝統的な木組みで復元されており、その工事自体が見どころです。
この街は戦災を免れたため、町並みがそのまま残りました。東茶屋街には木虫籠の格子を持つ二階建てのお茶屋が並び、内部を公開している建物もあります。長町には武家屋敷の土塀が続きます。金箔は金沢の産業で、国内生産のほぼすべてを占めます。漆器にも、菓子にも、ソフトクリームにも載っています。
そして金沢21世紀美術館。2004年、SANAAの設計による円形のガラス建築が、この街を別の地図に載せました。水中に立っているように見えるレアンドロ・エルリッヒの《スイミング・プール》は常設で、時間指定の券が必要です。
食事は近江町市場で。冬のカニ、ウニ、そして東京で同じ質を求めるより安い寿司。東京から新幹線で2時間半。傘を持ってきてください。弁当を忘れても傘は忘れるな、と地元では言います。
所在地
訪問者情報
クレジットカード: 不明
食事のオプション: 近江町市場の新鮮な海鮮や伝統的な加賀料理が有名
アクセス
石川県金沢市
道順を表示よくある質問
金沢へのアクセス方法は?
北陸新幹線で東京から約2時間半、新大阪からは特急サンダーバードで敦賀乗り換え経由で約2時間15分です。金沢駅の鼓門(木製の門)自体も見どころ。市内観光は均一200円の城下まち金沢周遊バス、もしくは1日フリー乗車券(600円)が便利です。
金沢で必訪のエリアは?
兼六園と隣接する金沢城公園が文化の中心。ひがし茶屋街は最大の茶屋街で、保存された茶屋(見学可の店もあり)が並びます。長町は土塀の路地に武家屋敷跡が残るエリア。長町武家屋敷跡や西茶屋街はより静か。市内を急がずに巡るには最低2日が目安です。
金沢を訪れるのに最適な時期は?
春(4月上旬の兼六園の桜)と秋(11月中旬の紅葉)が最も写真映えする時期です。冬は雪吊りや雪景色など金沢らしい風景が広がりますが、しっかりした防水ブーツが必須。夏は蒸し暑いものの6月上旬の「百万石まつり」など賑やかな祭りも。連休は混雑するので、それ以外の平日が狙い目です。
金沢で食べるべき料理は?
近江町市場での寿司は必食です。日本海で朝獲れた魚介を使った新鮮な握りが楽しめます。他にも、鴨肉や鶏肉と季節の野菜を煮込む「治部煮」、加賀懐石、おでん、そして金箔をのせた和菓子やアイス(金沢は日本の金箔生産の99%を占めています)。ランチ店のイカ墨黒うどんや、ひがし茶屋街の茶屋でいただく抹茶スイーツもおすすめです。
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