北野異人館
この目的地について
1868年に神戸が開港すると、商人や外交官は港を見下ろす斜面に住まいを構えました。風通しがよく、土地も安かったからです。建った家はおよそ200棟。今も残り公開されているのは20棟ほどで、街区全体としては、19世紀の外国人居留地の形が日本の山手にそのまま残っています。
絵葉書になるのは風見鶏の館です。1909年築のドイツ人邸で、赤煉瓦の外壁と塔屋の風見鶏。北野に残る唯一の煉瓦造の住宅で、国の重要文化財です。隣の萌黄の館はアメリカ総領事の邸宅で、淡い緑に塗られ、ベランダから港が見渡せます。
正直に書いておきます。館ごとに入館料があり、750円から1050円ほど。全部を個別に回ると高くつくので、共通券が用意されています。質にも差があります。丁寧に復元された館もあれば、蝋人形を置いただけの薄いテーマ館もあります。二つか三つで十分で、そもそも館と館の間を歩くこと自体が楽しみの半分です。
坂は急で、石畳の区間もあり、住宅を改装したカフェが多くあります。1907年の建物に入るスターバックスでは、かつて誰かの応接間だった部屋に座ることになります。坂の上の北野天満神社からは、屋根越しに海まで見下ろせます。
三宮から坂を上って徒歩15分。地図で見るより急です。
所在地
訪問者情報
アクセス
〒650-0002 兵庫県神戸市中央区北野町2-3-18
道順を表示よくある質問
北野異人館へのアクセス方法は?
JR新神戸駅から北野坂を上がって徒歩約10分。三宮駅からは北野通り経由で徒歩15分、または神戸市バス2系統・18系統で「北野異人館」下車も便利です。観光バス「シティ・ループ」も「北野異人館前」に停車します(1回260円、1日券700円)。港エリアからは最も早く到着できます。
どの異人館に入るのがおすすめ?
風見鶏の館(500円)はこの地区を象徴する木骨造の建物で、国の重要文化財に指定されています。隣接する萌黄の館(350円)はミントグリーンの外観が特徴で、両館の共通券は650円。うろこの家や山手八番館も人気で、複数館をまとめた共通券は観光案内所で約1,400円から販売されています。
北野異人館を訪れるのに最適な時期は?
春(4月上旬の北野坂沿いの桜)と秋(11月中旬の異人館外観と紅葉のコントラスト)が最も写真映えします。午前中は最も静かで、特に週末は昼以降団体客で賑わいます。夜はガス灯風の照明で雰囲気がありますが、多くの異人館は17時頃には閉館します。
北野エリアでおすすめの料理は?
北野エリアは欧風カフェのモーニングセットや神戸スタイルのコーヒー、日本トップレベルのフランスパンで知られるブーランジェリーが充実しています。記念に残る食事なら、近くの「ステーキランド神戸」や「みその」で神戸牛の鉄板焼きを。一部の異人館には眺めのよいティールームが併設されており、北野外国人倶楽部や北野天満神社の茶屋も雰囲気抜群です。
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