この目的地について
1615年頃に八条宮智仁親王が造営を始め、子の智忠親王が数十年かけて完成させました。以後ほとんど手が加えられていません。三つの書院が池から斜めに雁行して並び、その周囲に四つの茶屋が、それぞれ異なる季節と眺めのために建っています。
1933年に来日したドイツの建築家ブルーノ・タウトは、桂離宮は西洋の名建築に比肩すると書き、モダニズムの側は、日本が三世紀早く同じ結論に達していた証拠として受け取りました。この比較は双方を持ち上げますが、要点を外しています。ここは船遊び、観月、茶、歌という貴族の楽しみのために造られた庭で、石のひとつひとつがそのどれかに奉仕しています。
設計の核心は動線です。飛石はわざと歩きにくい間隔で置かれ、足元を見ざるを得ません。そして道が折れた瞬間、視界が一度に開けます。これが何度も繰り返されます。偶然ではありません。池の上に昇る月を眺めるためだけに造られた月見台もあります。
拝観はガイド付きの見学のみ、所要1時間です。宮内庁のサイトから事前申し込みが必要で、当日枠も少数あります。参観料は1000円、18歳以上に限られます。建物の中には入らず、解説を聞きながら順路を歩きます。英語の音声ガイドがあります。
阪急桂駅から徒歩20分、京都西部の静かな住宅地の中にあります。
所在地
訪問者情報
アクセス
〒615-8014 京都府京都市西京区桂御園
道順を表示よくある質問
予約方法は?
宮内庁のウェブサイト(sankan.kunaicho.go.jp)から1〜2週間前にオンライン予約がおすすめ。当日券もありますが数に限りがあり、繁忙期は早々に売り切れます。
桂離宮へのアクセス方法は?
阪急桂駅から徒歩約15分。市バス33系統「桂離宮前」下車すぐ。ツアー開始20分前には到着し、受付を済ませてください。
桂離宮の特徴は?
数寄屋造り建築と庭園設計の最高傑作とされています。庭園は「見え隠れ」の技法を駆使し、歩くたびに景色が展開します。建築家ブルーノ・タウトは「日本で最も美しいもの」と評しました。
参観前に知っておくべきことは?
ガイドは日本語のみですが、英語の音声ガイドとパンフレットがあります。庭園の散策路は約1kmなので歩きやすい靴で。写真撮影可。ツアーは約1時間です。
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