この目的地について
嵐山を訪れる人の多くは竹林で引き返します。嵯峨鳥居本を抜けてさらに奥へ上った突き当たりにあるのが愛宕念仏寺で、斜面を1,200体の小さな石の羅漢が埋め尽くしています。笑う顔、祈る顔、居眠りしているような顔、彫った人の趣味がうかがえる持ち物を手にした像もあります。
寺の歴史は古く、766年に称徳天皇が今の東山松原通の地に建立しました。鴨川の洪水で流された後、平安時代に「念仏上人」と呼ばれた千観内供が再興し、愛宕念仏寺の名が生まれました。1922年に堂宇の保存のため嵯峨へ移築されましたが、戦時中に無住となり、1950年の台風で境内・堂宇・仏像が大きな被害を受けました。
1955年に仏像彫刻家の西村公朝が住職となり、1980年頃から10年をかけて、一般の参拝者が公朝の指導のもとで千二百羅漢を彫りました。今では苔をまとって斜面になじみ、威厳よりも親しみやすさとユーモアがこの寺の魅力です。
本堂は鎌倉中期の重要文化財。地蔵堂には平安時代の火除地蔵菩薩が祀られています。拝観料は1,000円(10歳以下無料)、拝観時間は9時〜16時で、毎週水曜と土曜は休みなので、出かける前に曜日を確認してください。11月は羅漢の上のもみじが色づき、第2日曜には「天狗の宴」が開かれます。
難しいのはアクセスです。京都バス62・92・94系統で「愛宕寺前」下車、阪急嵐山駅から約15分ですが、運行はおおむね1時間に1本。JR嵯峨嵐山駅から歩くと上り坂中心で約1時間、北口からタクシーなら約5分・約1,500円です。
所在地
都道府県: 京都府
住所: 〒616-8439 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
最寄りの駅: 嵯峨嵐山駅
営業時間: 月〜火・木〜金・日 09:00〜16:00
休業日: 毎週水曜日・土曜日
営業時間と料金は2026年10月14日に公式サイトで確認しました。
ベストシーズン: 苔むした1,200体の羅漢像を紅葉が彩る11月中旬から下旬。奥まった場所にある寺で、最盛期でも静か
🍁 紅葉: 例年の見頃は11月上旬 – 11月中旬です。 地図で紅葉スポットを見る
訪問者情報
支払い方法: クレジットカード
アクセス
〒616-8439 京都府京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
道順を表示よくある質問
愛宕念仏寺へのアクセス方法は?
京都バス62・92・94系統で、寺のすぐ前の「愛宕寺前」で下車。阪急嵐山駅から約15分、運賃は寺の案内で230円ですが、運行はおおむね1時間に1本なので、嵐山への帰りは90系統です。帰りの時刻も京都バスの時刻表で確認を。JR嵯峨嵐山駅から歩くと嵯峨鳥居本を抜ける上り坂中心で約1時間、駅北口からタクシーなら約5分・約1,500円です。駐車場は乗用車10台分あります。
拝観料と拝観時間は?
拝観料は大人1,000円、10歳以下は無料、10名以上の団体は2割引です。拝観時間は9時〜16時で、毎週水曜・土曜は休みなので、出かける前に曜日を確認してください。1,200体の羅漢像の間を歩き、本堂をお参りするのに30〜45分ほど見ておくとよいでしょう。
愛宕念仏寺を訪れるのに最適な時期は?
11月中旬の紅葉が苔むした石仏たちを囲む景色は、京都でも知る人ぞ知る絶景です。春(4月)の桜も美しい。10時頃に来る団体客より前の午前中が最も静か。多くの観光客は竹林止まりで奥まで足を延ばさないため、最盛期でも比較的静かに過ごせます。
1,200体の羅漢像の特別な点は?
古いものではありません。1950年の台風で寺が大きな被害を受けた後、1955年に仏像彫刻家の西村公朝が住職となり、1980年頃から10年をかけて、彫刻経験のない人がほとんどの一般参拝者を指導し、復興のために1,200体の羅漢を彫ってもらいました。顔は一体ずつ違い、彫った人の趣味がうかがえる持ち物を手にした像もあります。今では苔や地衣に覆われ、威厳よりも親しみやすさとユーモアがこの寺の魅力です。
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