春日若宮おん祭

奈良県 · 山車巡行

毎年12月、春日大社の若宮様が暗闇の中をお旅所の仮殿へ遷り、一日だけそこに留まります。17日正午には最大約1,000人、馬約50頭の装束行列が奈良の町を進み、お旅所では夜遅くまで舞や楽が奉納されます。

日付

2026年12月15日〜18日

第891回。お渡り式は12月17日(木)です。奈良市観光協会がルート沿いの特別桟敷席(2,000円から10,000円)を販売し、予約受付は10月20日から12月14日までです。

毎年12月15日から18日まで。中心となるのは17日で、正午にお渡り式の行列が出発し、お旅所での芸能の奉納は午後から22時半頃まで続きます。

2026年10月30日(金)に公式サイトで日程を確認しました

いつ何があるか

いつ 内容 どこ
2026年12月17日 00:00 遷幸の儀 真っ暗な中、若宮様をお旅所の行宮へお遷しします。明かりはいっさい禁止です。
2026年12月17日 12:00 お渡り式 奈良県庁前からお旅所までの装束行列。
2026年12月17日 14:30 お旅所祭 行宮前の芝舞台で舞や楽を奉納。22時半頃まで。
おん祭は春日大社の摂社、若宮の祭礼で、春日大社によれば900年近くにわたり 途切れることなく続いてきました。始まりは1136年です。その数年前から長雨と洪水が 続き、飢饉と疫病が広がっていました。摂政や上皇らは若宮様の御神助を願い、 天候が回復すると、春日野に御神霊をお迎えして祭礼を奉仕しました。いまも 繰り返されているのはその祭りです。日付は時代とともに移り、明治になって 12月17日に定まりました。2026年で第891回を数えます。 祭りの軸は夜の御遷りです。17日の午前0時、若宮様は若宮本殿から、表参道の 一の鳥居をくぐった先にあるお旅所の行宮へ遷られます。遷幸の儀は真っ暗な中で 行われ、懐中電灯を含め明かりはいっさい許されません。若宮様がお旅所に おられるのは一日だけで、17日の23時頃、日付が変わる前に本殿へお還りになります。 その間に行われるのが、多くの人が見に来る部分です。正午、お渡り式の行列が 奈良県庁前を出発し、近鉄奈良駅前を通って三条通を東へ進み、お旅所に至ります。 行列はさまざまな時代の装束をまとった集団の連なりで、風流傘の下の日使、 騎馬の巫女、猿楽の能役者、ビンザサラを鳴らす田楽、馬上から的を射る稚児の 流鏑馬、そして最後尾の大名行列と続きます。14時半からはお旅所祭となり、 行宮前の芝舞台で神楽、東遊、田楽、舞楽、猿楽などが22時半頃まで奉納されます。 18日には同じ場所で奉納相撲と後宴能があります。

良い観覧場所を確保するには

沿道から行列を見るのは無料です。行列のルート沿いには有料の特別桟敷席が3か所設けられ、お旅所前の席なら夜の奉納まで座って見られます。それ以外は12月半ばの奈良の屋外で立って見ることになります。深夜の遷幸の儀は見せ物とは正反対で、明かりは許されません。暗闇の中で立ち会うだけで良いという人向けです。

開催場所

アクセス

よくある質問

2026年の春日若宮おん祭はいつですか?

例年どおり12月15日から18日です。多くの人のお目当てであるお渡り式は、2026年12月17日(木)の正午に出発します。

お渡り式はどこで見られますか?無料ですか?

ルート沿いならどこからでも無料で見られます。行列は奈良県庁前を出発し、近鉄奈良駅前を通って三条通を東へ進み、春日大社一の鳥居内のお旅所に至ります。座って見たい場合は、ルート沿い3か所に有料の桟敷席があります。

深夜の遷幸の儀は見られますか?

立ち会うことはできますが、いわゆる見物ではありません。12月17日の午前0時、真っ暗な中で若宮様が遷られ、懐中電灯さえ点けることは許されません。