# 谷中

> 戦災を免れた下町情緒あふれる街。寺院や猫、昔ながらの商店街が残る東京の隠れた名所。

- Prefecture: 東京都
- Type: Neighborhood
- Address: 東京都台東区谷中

東京の大半は二度建て直されています。1923年の震災の後と、1945年の空襲の後です。谷中はそのどちらもほぼ免れました。だから街路の形は戦前のままです。曲がりくねった細い路地、瓦屋根の木造家屋、そして狭い範囲に70を超える寺。その多くは江戸の大火のたびに中心部から移されてきたものです。

商いの背骨が谷中銀座です。長さ約170メートル、約60軒の小さな店がコロッケ、焼き鳥、せんべい、履物、安価な衣料を売っています。入口は夕やけだんだんと呼ばれる石段の上で、西を向いており、名前のとおりの夕景になります。メンチカツの店は週末には行列ができます。

猫は実際よりも宣伝されています。長年ここには野良猫が多く、町はそれを土地の個性にしてきましたが、数は管理によって減りました。今おもに見かけるのは店の屋根に置かれた木彫りの猫、猫の形の菓子、猫をテーマにした店です。本物は今も墓地に現れます。

谷中霊園は歩く価値があります。最後の将軍・徳川慶喜が眠り、中央の通りには桜が並びます。近くには築200年の銭湯を改装した現代美術ギャラリー、スカイザバスハウスがあり、カヤバ珈琲は1938年築の角の建物に入っています。

出発は日暮里駅の西口から。散策は2時間ほど、寄り道すればもっとかかります。小さな鳥居のトンネルと4月のツツジで知られる根津神社は、南西へ15分です。

## FAQ

### 谷中エリアへの行き方は？

JR山手線「日暮里駅」西口から谷中霊園を抜けて南へ徒歩約10分で谷中銀座商店街。東京メトロ千代田線「千駄木駅」2番出口からは谷中銀座の反対側まで徒歩1分。歩行者中心のエリアで徒歩散策がベスト、寺院巡り、猫探し、商店街散策で2〜3時間が目安。すべて屋外で無料。東京都心からはJRで12分（160円）。

### 谷中銀座の特徴は？

全長170mの昭和レトロな商店街で、約60軒の小店が1950年代から営業——ジェントリフィケーションを免れた庶民の街。手頃な食べ歩きグルメ（100〜500円）：肉のすずきのメンチカツ、にぎりのたい焼き、つる屋のコロッケ、和菓子各店。東側入口の「夕やけだんだん」は黄金時間帯の絶景写真スポット。店舗は11:00〜18:00、月曜休み。現金推奨。野良猫遭遇率高、地元民が10匹以上に名前をつけている。

### 有名な寺院は？

エリアに70以上の寺院、多くは無料参拝。見どころ：天王寺（1274年創建、大仏と美しい墓地）、観音寺（江戸時代の剣豪・柳生但馬守の墓）、長安寺（桜）、谷中霊園自体（東京で最も美しい墓地、7,000基の墓があり最後の将軍徳川慶喜も眠る）。朝倉彫塑館（500円、彫刻家・朝倉文夫の旧居、屋上から眺望）は隠れた名所。

### おすすめの半日コースは？

日暮里駅西口スタート。谷中霊園を南へ徒歩15分で主要な墓所と地元猫を見学。夕やけだんだんで谷中銀座定番ビュー。谷中銀座で食べ歩き60分。天王寺参拝10分。西へ朝倉彫塑館（45分、500円）。希望者は西へ進み根津神社の朱の鳥居トンネル（15分）、千駄木駅で終了。合計4時間、食事＋美術館で1,500円程度。

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Source: 谷中 — Japan Voyage
