# 識名園

> 1799年に造られた琉球王家の別邸で、那覇市の高台にある回遊式庭園です。中国皇帝の使者・冊封使をもてなす場にも使われました。池を中心に、日本庭園の地割、中国風の六角堂と石橋、赤瓦の琉球建築が並びます。1945年の沖縄戦で失われ、1996年度までに復元されました。世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する9つの資産の一つです。水曜日は休園。

- Prefecture: 沖縄県
- Type: Garden
- Address: 沖縄県那覇市字真地421-7
- Closed: 毎週水曜日（祝日の場合は翌日の木曜日）。整備やイベントのため休園することがあります。
- Hours note: 4月〜9月は9:00〜18:00（入園は17:30まで）、10月〜3月は9:00〜17:30（入園は17:00まで）。
- Admission: 400 yen
- Official site: https://www.naha-navi.or.jp/en/sightseeing/shikina-garden/

那覇で琉球の歴史に触れようとする人の多くは、首里城を見て帰ります。南へ約2キロの識名園は訪れる人がずっと少なく、腰を下ろして30分ほど過ごすならこちらのほうが向いています。1799年に王家の別邸として造られ、新しい国王を承認するために中国皇帝が派遣した冊封使をもてなす場としても使われました。庭園であると同時に、外交の舞台でもあったわけです。

意匠の出どころははっきりしています。池の周りを巡りながら景色の変化を楽しむ地割は日本庭園の影響、池の小島に建つ六角堂やアーチ形の石橋は中国風です。母屋にあたる御殿は赤瓦屋根の琉球の木造建築で、縁側から部屋の中をのぞけます。池の水源である北側の育徳泉には、冊封正使・趙文楷が筆をとった石碑が2基立っています。勧耕台からは畑と丘が見えるだけで海が見えません。冊封使に琉球を実際より広い国だと思わせるためだった、という話が伝わっています。

今ある姿はほとんどが復元です。1945年の沖縄戦で大きな被害を受け、遺構調査にもとづく修理を重ねて1996年度（平成8年度）に整備を終えました。国の特別名勝に指定され、2000年には世界遺産「琉球王国のグスク及び関連遺産群」を構成する9つの資産の一つになりました。

入口は識名園前バス停のすぐそばで、駐車場は無料です。一周は短くおおむね平坦ですが、日陰が少ないので夏は早めの時間に。水曜日が休園日で、管理作業や行事で休むこともあるので、行く前に確認してください。

## FAQ

### 識名園の見学にはどのくらい時間がかかりますか？

池の周り、御殿、育徳泉、勧耕台をゆっくり回って45分〜1時間ほどです。池のそばで休むならもう少し見ておきましょう。入園は閉園の30分前までです。

### 識名園は当時のままですか？それとも復元ですか？

復元です。1945年の沖縄戦で大きな被害を受け、遺構の調査にもとづいて修理・復元され、1996年度に整備を終えました。地割はかつての庭園にならっており、2000年には特別名勝となり、世界遺産の構成資産にもなりました。

### 首里城から識名園まで歩けますか？

距離は約2キロなので歩けなくはありませんが、交通量の多い道路沿いで、住宅地の坂を上り下りし、日陰もあまりありません。多くの人はタクシーか那覇バスで識名園前まで行きます。

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Source: 識名園 — Japan Voyage
