写真: Flickr user: Chi ing https://www.flickr.com/people/davelau/ / Wikimedia Commons (CC BY 2.0)
小樽運河
この目的地について
小樽は40年ほどのあいだ北海道の金庫でした。ニシン、石炭、本州との交易で「北のウォール街」と呼ばれるほど栄え、1923年に完成した運河はその装置でした。沖に停泊した船から艀が荷を運び入れ、岸の石造倉庫が飲み込みます。
やがて船が直接着ける岸壁が整備され、艀は姿を消しました。1960年代には運河は淀んだ水路となり、市は埋め立てて道路にする計画を立てます。市民運動は10年にわたってこれに抗いました。結果の妥協が今の姿です。半分だけ埋め立て、散策路と道路は埋めた側に載り、水面は元の幅の半分になりました。あれを勝利と呼べるのかは、地元では今も議論があります。
残っているのは全長1140メートルの水面、飲食店やガラス工房、ビアホールに転用された石造倉庫、そして日暮れに灯る60余基のガス灯です。写真映えはしますが、歩けば15分ほどです。運河だけで一日の計画は立てないでください。
時間を使うのは一本内側の堺町通りです。ガラス工房、167個の石油ランプが灯る北一ホール、1912年築の煉瓦建築のオルゴール堂、そして必要以上の数のソフトクリーム。寿司は本当にうまく、札幌より安いです。
2月の小樽雪あかりの路では、運河と旧手宮線にろうそくを灯した雪のあかりが並びます。絵葉書に見合うのは年に一度、この時期です。札幌から電車で35分。
所在地
訪問者情報
アクセス
〒047-0007 北海道小樽市港町
道順を表示よくある質問
運河を見るベストな時間帯は?
魅力の異なる時間帯が3つ。**夜明け(5:30〜7:00)**:誰もいない遊歩道とレンガ倉庫の柔らかい光、日帰り客ゼロ——撮影には最高ですがカフェはほぼ閉まっています。**夕暮れ〜夜(日没30分前〜24:00)**:63基のガス灯が自動点灯し水面に映る——王道の小樽ショット。点灯時間は思ったより長く一晩中灯ります。**昼間(11:00〜16:00)**:札幌からの日帰り客とクルーズ船到着でピーク、夏の遊歩道は肩がぶつかるほど。1回しか行けないなら**日没30分前到着**でブルーアワーと夜のガス灯の両方を1度で撮影。冬は日没が極端に早い(12月は16:30頃)ので時刻に注意——雪を背景にしたガス灯の輝きはより印象的。
雪あかりの路はいつ?日程を合わせる価値はある?
**日程を合わせられるなら是非**。小樽雪あかりの路(おたるゆきあかりのみち)は2月中旬の10日間、通常**2月8〜17日**前後(最終日程は毎年11月に確定)。会場は3箇所:運河本体、廃線の手宮線跡、中心市街地の路地。地元住民が手作りで数百の雪灯篭と運河に浮かべるガラス玉を制作。混雑のピークは毎夜17:30〜21:00で歩道は一列縦隊状態。小樽市内のホテルは2〜3ヶ月前に満室、札幌泊で30分の電車で日帰りする方が現実的。**実用情報**:防水ブーツ(除雪はされていても凍結あり)、手袋(ボランティアスタッフがスマホでの写真撮影に快く応じてくれる)、倉庫カフェのホットドリンク予算を。さっぽろ雪まつり(通常2/4〜11)と日程が重なるので、両方を組み合わせる5日間が北海道冬旅の王道プラン。
運河以外は?札幌からの日帰りで足りる?1日かける価値ある?
1日かける価値あり。運河は30分の散策、残りで以下が埋まります:**寿司屋通り**には約200mに約20軒の寿司店——小樽は漁港で中堅店でも質が高い(おまかせ握り昼3,000〜5,000円、政寿司などの最高峰は予約必須)。**三角市場**は駅近で海鮮丼派にぴったり(寿司の堅苦しさを避けたい時)。**小樽オルゴール堂**(無料、1912年築の煉瓦造り、運河南端の蒸気時計が目印)。**北一硝子三号館**(無料)——167個の石油ランプが灯る空間は実は運河よりインスタ映え(夏場特に)。**天狗山ロープウェイ**(往復1,400円、標高532m、小樽湾の大パノラマ)は午後の晴天時に。ゆったり巡る例:10:00到着→寿司屋通りで昼→運河散策→オルゴール堂→北一硝子→運河で夕景→札幌帰着、計約8時間。
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