# 大島（宗像市）

> 宗像市の神湊から渡船で15〜25分、人口700人ほどの島です。世界遺産「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」の構成資産が2つあります。宗像大社の三宮のひとつで港から徒歩5分の中津宮と、北岸にある、沖ノ島を遥かに拝むための沖津宮遙拝所です。沖ノ島には一般の人は渡れず、晴れた日にその姿を望めるのはここが最も近い場所です。

- Prefecture: 福岡県
- Type: Island
- Address: 福岡県宗像市大島
- Official site: https://www.okinoshima-heritage.jp/know/nakatsumiya.html

大島は宗像の沖7キロメートルに浮かぶ人口700人ほどの島で、世界遺産の保存活用協議会は福岡県で最も大きな島と紹介しています。この島が大切なのは、行けない場所があるからです。玄界灘のはるか沖にある沖ノ島は、島そのものが宗像大社沖津宮のご神体で、神職以外は立ち入れません。2017年に登録された「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」は5つの構成資産からなり、そのうち2つが大島にあります。

ひとつ目は船を降りて徒歩5分。宗像大社の三宮のひとつ、中津宮で、湍津姫神を祀っています。港の近くに海を向いて鳥居が立ち、急な石段を上ると、県の有形文化財に指定された本殿があります。境内には「天の川」という川が流れ、それを挟んで牽牛社と織女社が建ち、8月7日の七夕祭が最も盛大な神事です。本殿の裏からは970メートルの参道が、祭祀の起源である標高224メートルの御嶽山の山頂へ続いています。晴れた日には、片側に沖ノ島、反対側に宗像の海岸一帯が見渡せます。

ふたつ目は北岸の沖津宮遙拝所で、港から徒歩約30分、バスなら約10分です。外海に向かって建つ小さな社殿は1933年の建築で、「寛延弐年」（1749年）と刻まれた石碑から、遅くとも18世紀中ごろにはここに遙拝所があったことがわかります。空気の澄んだ日には水平線上に沖ノ島が浮かびますが、かすんでいれば海しか見えません。天気を確かめてから出かけてください。

本土の田島にある宗像大社の辺津宮には、沖ノ島の出土品を収めた神宝館があり、大島と1日で組み合わせやすい距離です。島内の大島交流館では島の歴史と文化を紹介しており、開館時間は10時から16時です。渡船は現金払いのみで予約はできず、大島からの最終便は18時発です。

## FAQ

### 沖ノ島に行くことはできますか？

できません。島そのものが宗像大社のご神体で、上陸できるのは神職だけです。大島北岸の沖津宮遙拝所は遠くから拝むために設けられた場所で、晴れた日にはここや御嶽山の山頂から水平線上に沖ノ島が見えます。

### 大島にはどれくらいの時間が必要ですか？

中津宮と遙拝所なら半日で回れます。御嶽山に登るなら1時間以上足してください。渡船は1日7往復で、大島発の最終便は18時なので、船の時刻に合わせて計画しましょう。

### 宗像大社の三宮はそれぞれどこにありますか？

辺津宮は本土の田島、中津宮は大島、沖津宮は立ち入りのできない沖ノ島そのものです。この3つの宮に大島の沖津宮遙拝所と新原・奴山古墳群を加えたものが、2017年に登録された世界遺産です。

---
Source: 大島（宗像市） — Japan Voyage
