大分市
この目的地について
多くの人は別府や由布院へ向かう乗り継ぎでここを通り過ぎます。もったいない話です。大分はかつて、日本で最も外に開かれた都市でした。
16世紀のここは府内、大友宗麟の本拠でした。キリスト教に改宗し、ポルトガル船とイエズス会の宣教師を迎え入れ、この街を新しいものの入口にした大名です。日本最初の西洋式病院は1557年、ここに開かれました。徳川の鎖国と、のちの戦災で、残ったものはごくわずかですが、市はその歴史を博物館と、駅近くに復元された府内城の一角で見えるようにしています。
途中下車する最大の理由は大分県立美術館です。坂茂の設計で2015年開館。1階は折りたたみのガラス壁で通りに開き、展示施設であると同時に屋根のある広場として機能します。収蔵と企画は国内外を行き来します。
食べるならとり天です。鶏の天ぷらをかぼすのポン酢と辛子で食べる、大分固有の料理で、唐揚げとは別物です。それからりゅうきゅう。生魚を醤油とごまと生姜で和え、飯に載せます。沖の豊後水道が育てる関さば関あじは、東京の店では馬鹿げた値段になります。
湯けむりと地獄めぐりの別府は電車で15分、由布院は1時間。温泉地の宿が埋まっているときは、大分を拠点にするのが賢い選択です。
所在地
訪問者情報
アクセス
大分県大分市
道順を表示よくある質問
大分市へのアクセス方法は?
博多駅からJR九州特急「ソニック」で大分駅まで約2時間(6,470円)。東京からは羽田空港から大分空港まで約1時間半、空港リムジンバスで大分駅まで約1時間(1,500円)。大分空港は国東半島内にあります。別府からはJR普通列車で大分駅まで12分(290円)。大分駅周辺は徒歩で観光しやすく、バス便も充実しています。
大分市で見るべき場所は?
大分県立美術館(OPAM、プリツカー賞建築家・坂茂設計)はガラスファサードが印象的で、企画展示も充実(1,200円)。府内城跡は春の桜が美しい静かな公園(無料)。賑やかなトキワ商店街と川沿いの大分川河川敷も散策に最適。市東の佐賀関半島は海岸風景が美しく、早吸日女神社もある。多くの観光客は別府・湯布院に向かう前に1泊する程度で、大分市は観光地というより交通拠点として利用されることが多いです。
とり天と大分の海鮮の特別な点は?
とり天は大分発祥で、通常の天ぷらより薄く軽い衣で揚げ、天つゆではなくポン酢と辛子で食べるのが特徴。鶏肉を下味に漬けてから揚げます。元祖は1926年創業の「東洋軒」、大分駅近くの「味一栴」も人気です。関あじ・関さばは豊後水道の急流で育ち、その急流が筋肉を引き締めて極上の食感を生みます。本来の旨みは刺身でこそ味わえます。
大分市を訪れるのに最適な時期は?
春(4月上旬の府内城公園の桜)と秋が気候的に最適。11月中旬は岡城跡や国東半島の紅葉観光と組み合わせるのに最適。10月には地元のとり天を祝う「大分とり天祭り」も人気イベント。真夏の蒸し暑さや台風シーズン(8月中旬〜9月)は避けるのが無難。大分市は観光地というより、別府や湯布院への拠点として1泊するのに便利な街です。
大分市のその他
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