# 室生寺

> 高野山が女人禁制だった時代に女性の参拝を受け入れたことから「女人高野」と呼ばれ、杉の巨木に囲まれた日本最小の屋外五重塔で知られる山寺です。

- Prefecture: 奈良県
- Type: Temple
- Address: 〒633-0421 奈良県宇陀市室生78
- Admission: 600 yen
- Official site: https://www.murouji.or.jp/en/

室生寺は奈良時代末期に宇陀市の室生山の山腹に創建された真言宗の寺院です。高野山が厳しく女人禁制を敷いていた時代にも女性の参拝を受け入れたことから「女人高野」の名で親しまれてきました。高さ約16メートルの五重塔は日本最小の屋外五重塔で、杉の巨木に囲まれて佇む姿は奈良県随一の撮影スポットです。金堂と弥勒堂には力強い作風の平安初期の仏像群が安置されています。古木の森を抜けて奥の院へと続く長い石段は、季節ごとに桜やシャクナゲ、紅葉が彩り、時を超えた巡礼の趣を感じさせます。

## FAQ

### 奈良や京都から室生寺への行き方は？

近鉄奈良から近鉄大阪線で東へ室生口大野駅まで約50分（760円）。京都からは大和八木駅で大阪線に乗り換え、室生口大野まで約90分（1,360円）。駅から奈良交通バスで「室生寺前」まで約15分（430円）。バスは概ね1時間に1本と本数少ないため、帰りの時刻を必ず確認。

### 拝観料と見どころは？

拝観料は大人600円、4〜11月は8:30〜17:00、12〜3月は9:00〜16:00。見どころは日本最小の屋外五重塔（高さ16.1m、800年頃）、平安時代の重要文化財仏像が並ぶ金堂、弥勒堂。奥之院までの700段の石段はさらに片道30分かかるが、山中の隠れた行場を訪れる価値あり。所要1時間半〜2時間。

### 室生寺の一番美しい時期は？

桜は4月中旬、シャクナゲは4月下旬〜5月上旬の見頃が美しく、参道の石段沿いに3,000株以上が咲き誇り、日本有数のシャクナゲの名所。11月10〜20日頃は見事な紅葉。雪化粧した五重塔は珍しいが忘れがたい絶景。夏の午後は杉林が蒸し暑く、バス待ちが辛いので避けたい。

### なぜ「女人高野」と呼ばれる？

9世紀から1872年まで、真言宗総本山の高野山は女人禁制だった。同じ真言宗の室生寺は当時から女性参拝者を受け入れ、女性が修行・学問できる聖地として親しまれた。今日もその歴史は大切に語り継がれ、優しく控えめな寺の雰囲気は女性巡礼者を温かく迎える。山門近くに「女人高野」の石碑がある。

---
Source: 室生寺 — Japan Voyage
