# 今井町

> 東西約600メートル、南北約310メートルの範囲に1,500棟近い建物が並び、その多くで今も人が暮らしている橿原市の町並みです。織田信長に抵抗した環濠の寺内町として始まり、江戸時代には独自の紙幣を出すほど栄えました。散策は自由で、近鉄八木西口駅から徒歩約5分。内部を見学できる町家もあります。

- Prefecture: 奈良県
- Type: Neighborhood
- Address: 奈良県橿原市今井町
- Official site: https://kashihara-kanko.or.jp/about/imaicho.php

今井町は、観光用に整えられた町並みとは少し違います。東西約600メートル、南北約310メートルの範囲に1,500棟近い建物があり、その多くで今も人が暮らしています。土産物店ばかりになった江戸の町並みとは空気が違い、瓦屋根と格子、白漆喰の壁がどこまでも続きます。狭い道にも車が入ってくるので、歩くときは気をつけてください。

町の始まりは寺です。天文年間（1532〜1555年）に今井兵部が浄土真宗の称念寺を開き、織田信長が一向宗と争うと、周りの人々は濠と土居を巡らせて守りを固めました。見通しのきかない筋違いの道や九つの門の跡が、その名残です。今井は抵抗を続けたのち1575年に降伏して赦され、以後は惣年寄を中心とする自治を続けました。江戸時代には肥料や木綿、味噌、酒を商う商人が栄え、独自の紙幣「今井札」まで流通させました。「大和の金は今井に七分」と言われたほどです。1993年には国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されています。

1650年の棟札が残る今西家住宅は町で最も古い民家で、八ツ棟造りの外観は住まいというより小さな城のようです。惣年寄筆頭の家として、ここでお白洲の裁きも行われました。見学は予約制で500円、月曜は休みです。旧米谷家住宅と今井まちや館は無料で、9時〜17時（12時〜13時は閉館）。重要文化財の中橋家住宅と高木家住宅は不定期公開で400円、入口に公開中の札が出ている日に入れます。江戸時代初めに移り住んだ河合家は、今も造り酒屋を営んでいます。

2026年秋に訪れる人は注意が必要です。散策の起点だった1903年建築の資料館「華甍」は、安全確保のため2026年9月18日から当分の間休館しています。パンフレットの配布や観光案内は10月1日から、称念寺の向かいにある「今井まちづくりセンター」に移りました。古い町家を使ったカフェも増えています。2時間ほどみておき、住民の暮らしの場なので静かに歩いてください。

## FAQ

### 今井町の散策は有料ですか？

町並みの散策は無料です。建物の中では、旧米谷家住宅と今井まちや館が無料、今西家住宅は予約制で500円（月曜休み）、中橋家住宅と高木家住宅は公開日にそれぞれ400円です。

### 今西家住宅は予約が必要ですか？

必要です。予約の受付は10時〜16時です。開館は10時〜17時（入館は16時30分まで）で、毎週月曜日のほか休館日があります。大人500円、中学生以下250円です。

### 華甍は開いていますか？

現在は休館中です。橿原市は安全確保等のため、2026年9月18日から当分の間、華甍を休館しています。2026年10月1日からは、パンフレットの配布や観光案内、マンホールカードの配布などを、称念寺の向かいにある今井まちづくりセンター（今井町3丁目8番8号）で行っています。

### どのくらい時間をみておけばよいですか？

主な通りを歩き、2〜3軒の町家の中を見るなら2時間ほどです。今西家住宅を予約している場合や、町家カフェで昼食をとるなら、もう少し余裕をみてください。

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Source: 今井町 — Japan Voyage
