# 平泉

> ユネスコ世界文化遺産に登録された平泉は、12世紀に東北地方の政治・文化の中心として栄えました。中尊寺の金色堂は全面金箔で覆われた浄土教美術の傑作です。毛越寺とその浄土庭園は、仏教の理想郷である浄土を地上に表現したものです。

- Prefecture: 岩手県
- Type: Temple
- Address: 〒029-4102 岩手県西磐井郡平泉町衣関202
- Admission: 800 yen
- Official site: https://www.chusonji.or.jp/en/

1087年からのおよそ百年間、岩手のこの小さな町は日本第二の都市でした。奥州藤原氏は東北の金を握り、その富で京に対抗する都を築きます。彼らが奉じた浄土思想は、死後ではなくこの世に極楽を現そうとするものでした。三代のち、源頼朝が藤原氏を滅ぼし、その大半が失われます。

残ったのが中尊寺の金色堂、1124年の完成です。方五間ほどの小さな堂で、あらゆる面が金箔と漆と螺鈿で覆われています。三つの須弥壇の下には初代から三代までの遺体が今もミイラとして納められ、四代目の首級も安置されています。堂は今、コンクリートの覆堂の中にガラス越しに立っています。趣には欠けますが、それゆえ現存しています。

10分ほどの毛越寺は、別の形の生き残りです。建物は失われ礎石だけが残りますが、池を中心とする浄土庭園はそのままで、日本で最も良く残る平安時代の庭園です。その上に何も建て直されなかったからです。

兄のために源平の戦を勝ち抜き、その兄に追われた源義経は1189年ここで死にました。1689年、芭蕉は同じ丘に立ち、廃墟を覆う草を見て、夏草と兵どもの夢の句を詠みます。日本の子どもが必ず習う一句です。

この一帯は2011年に世界遺産に登録されました。中尊寺の拝観料は1000円ほど。新幹線の停まる一ノ関からは電車で8分です。

## FAQ

### 中尊寺の金色堂は見学できますか？

はい！金色堂は平泉のメインスポットです。保護のため覆堂の中にあります。中尊寺境内は無料ですが、金色堂の拝観には800円が必要。堂内は全面金箔で覆われ、藤原三代のミイラが安置されています。

### 仙台から平泉への行き方は？

仙台からJR東北新幹線で一ノ関まで約30分、東北本線に乗り換えて平泉まで8分。全行程約1時間。東京からは一ノ関まで新幹線で約2時間10分。平泉駅でレンタサイクルを借りると寺院巡りに便利です。

### 中尊寺と毛越寺の両方を訪れるべき？

はい、両方とも世界遺産に含まれ、見学をおすすめします。中尊寺は金色堂が有名、毛越寺は日本を代表する浄土庭園があります。建物は焼失しましたが900年前の庭園がそのまま残っています。両方で2〜3時間を見込んでください。

### 平泉のベストシーズンは？

10月下旬〜11月中旬の中尊寺月見坂と毛越寺の池の紅葉が東北屈指の絶景。4月中旬は境内の桜。6月14〜20日の毛越寺あやめ祭りでは浄土庭園に3万株のアヤメが咲き誇る。1〜3月は積雪のため装備なしでは避けたい（一部施設が部分閉鎖）。無料の英語ボランティアガイド（観光案内所で前日までに予約）あり。

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Source: 平泉 — Japan Voyage
