# 般若寺

> 東大寺の北、奈良坂の丘にある「コスモス寺」です。10月には約30種類、約15万本のコスモスが石仏のあいだに咲きます。花の奥には1253年の十三重石塔と国宝の楼門。奈良の中心からバスで12分、拝観料は現金のみで、秋の週末は混み合います。

- Prefecture: 奈良県
- Type: Temple
- Address: 奈良県奈良市般若寺町221
- Admission: 500 yen
- Official site: https://www.hannyaji.com/

10月から11月にかけての般若寺は、ほとんどコスモスに埋もれています。約30種類、約15万本が石仏のまわりに植えられ、奈良では「コスモス寺」の名で通っています。寺によると、50年ほど前、荒れて廃寺同然だった境内に一輪のコスモスが咲いているのを前住職が見つけ、もっと多くの人に見てもらいたいと育て始めたのがきっかけだそうです。2026年の花期特別拝観は10月1日〜11月10日で、拝観料は通常の500円に対して700円、現金のみです。10月1日からは、コスモスの花を詰めたガラスの「コスモスグラスキューブ」も開花にあわせて本堂前に並びます。6月には同じように紫陽花をガラスの器に入れた展示があり（紫陽花は約300株）、春は山吹、冬は水仙が咲きます。

花の歴史は新しくても、寺は古いです。寺伝では、飛鳥時代に高句麗の僧・慧灌が開き、735年に聖武天皇が平城京の鬼門を守るため『大般若経』を塔の基壇に納めたのが寺名の由来とされます。1180年、平重衡の南都焼討で伽藍は焼失し、鎌倉時代に叡尊らによって再興されました。境内の中心に立つ十三重石宝塔は1253年、宋から来た石工・伊行末とその子によって建てられたものです。1964年の解体修理では、塔の中から金銅製の阿弥陀如来立像などの納入品が見つかりました。これらは秘仏特別公開の期間にだけ公開されます。本堂は江戸時代の再建で、本尊は1324年に後醍醐天皇の御願で造られた文殊菩薩騎獅像です。

京街道に面した楼門は国宝で、寺によれば楼門の遺構として日本最古の例です。ただ老朽化のため通常は閉じられていて、出入りは南側の駐車場から。拝観受付は駐車場の中ほどにあります。花期は三脚・一脚の使用もペットの同伴もできず、週末は花壇のあいだの通路が混み合います。石塔と花を人混みなしに眺めたいなら、平日の午前中が狙い目です。

## FAQ

### 般若寺のコスモスの見頃はいつですか？

秋咲きのコスモスは10月初めから11月にかけてが見頃で、早咲きの品種は6月から咲きます。2026年の花期は10月1日〜11月10日とされています。最新の状況は寺の公式Instagramで発信されています。

### 拝観料はいくらですか？カードは使えますか？

通常期は大人500円、中高生200円、小学生100円です。紫陽花と秋桜の花期は700円、300円、200円になります。支払いは現金のみで、クレジットカード、電子マネー、バーコード決済は使えません。団体割引もありません。

### 拝観時間は？

5月・6月・9月〜11月は9時〜17時、1月〜4月・7月・8月・12月は9時〜16時です。最終受付は各30分前。閉門間際に着くと拝観できないことがあると寺は注意を促しています。

### 国宝の楼門をくぐって入れますか？

通常はくぐれません。鎌倉時代の楼門は老朽化して早期の修繕が望まれており、普段は閉門しています。外の京街道側から眺めることはでき、拝観の出入りは南側の駐車場から行います。

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Source: 般若寺 — Japan Voyage
