# 長岳寺

> 天理市、山の辺の道のちょうど中ほどにある静かな寺です。毎年10月23日から11月30日まで、寺が狩野山楽筆と伝える大地獄絵（9幅で1枚の絵になる、縦約3.5メートル、横約11メートル）の本物が本堂に掛けられ、土日の午後には住職の絵解き説法があります。それ以外の時期はレプリカの展示です。4月下旬には約1,000株の平戸つつじが咲きます。拝観料は400円です。

- Prefecture: 奈良県
- Type: Temple
- Address: 奈良県天理市柳本町508
- Admission: 400 yen
- Official site: https://www.chogakuji.or.jp/chogakujiN/

長岳寺には、山の辺の道を石上神宮から大神神社へ歩く途中、ちょうど中ほどで着く人がほとんどですが、そのまま素通りしてしまう人も少なくありません。立ち寄ってください。大門から平戸つつじの生垣に挟まれた玉砂利の参道を進むと鐘楼門です。上層に鐘を吊った跡がある門で、寺は日本最古の鐘楼門であり、創建当初から残る唯一の建物だとしています。寺の縁起では、824年（天長元年）に淳和天皇の勅願で弘法大師が大和神社の神宮寺として開き、最盛期には塔頭が48坊ありました。いま残るのは1630年（寛永7年）の旧地蔵院だけで、靴を脱いで上がり、庭と古い松を眺めながら座っていられます。

本堂の本尊は阿弥陀三尊で、像内の墨書から1151年（仁平元年）の作とわかっています。寺は玉眼を用いた仏像として日本最古だと説明しており、そう聞いてから見ると、目だけが顔のほかの部分と違う光り方をします。両脇侍が片足を下ろした半跏の姿で座っているのも珍しいところです。

そして地獄絵です。9幅の掛軸で1枚の絵になっており、縦約3.5メートル、横約11メートル。寺は狩野山楽の筆と伝え、江戸時代初期の作としています。上段に十王の裁き、その下に三途の川、樹上の美女に誘われて刃の葉で身を切られる罪人、燃えさかる地獄が続き、最後の第9幅だけは阿弥陀如来が極楽へ迎えに来る来迎図です。本物が掛かるのは10月23日から11月30日までで、期間中の土曜・日曜は13時から住職の絵解き説法があります。冗談を交えた話で、聞き入っているうちに時間が過ぎます。それ以外の時期はレプリカが掛けられています。

以前は庫裏でそうめんを出していて、今もそう書いているガイドがありますが、提供は中止されています。食事は隣の天理市トレイルセンターでどうぞ。拝観料は400円、お堂を回るのは20分ほどですが、11月はもっと長居することになるはずです。

## FAQ

### 本物の地獄絵はいつ見られますか？

毎年10月23日から11月30日まで、本堂で公開されます。期間中の土曜・日曜は13時から住職の絵解き説法があります。団体なら平日やほかの時間でも受け付けており、個人でも一緒に聞けることがあるので、長岳寺（0743-66-1051）に問い合わせてください。それ以外の時期は同じ場所にレプリカが掛けられています。

### 長岳寺の拝観料はいくらですか？

大人400円、高校生・大学生350円、中学生300円、小学生250円です。地獄絵の公開期間中も料金は変わりません。駐車場は無料です。

### つつじやかきつばたはいつ咲きますか？

寺によると、約1,000株の平戸つつじは4月下旬から5月上旬、本堂前の池のかきつばたは5月中旬です。桜は4月上旬、紅葉は例年11月中旬から下旬です。開花状況は寺のXとInstagramで随時知らせています。

### お寺で食事はできますか？

できません。以前庫裏で出していたそうめんとにゅうめんは、今もガイドに載っていることがありますが、提供を中止しています。寺のすぐ横の天理市トレイルセンターに「洋食Katsui」とトイレがあります。開館は8時30分〜17時、毎月第1月曜日が休館です。

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Source: 長岳寺 — Japan Voyage
